イタリア人が大ウケしていた「マリオカート」の説明
世界中で親しまれている任天堂のアクションレースゲーム「マリオカート」。
Wikipediaには詳細な説明がありますが、少々長すぎるので簡潔にまとめたバージョンが人気を呼んでいました。
イタリアをよく知る人からは「これほどわかりやすい説明もない!」と支持されていた、その文面をご覧ください。
「マリオカートとは、イタリアで運転することがどういうことかを、現実的にシミュレートできるようにデザインされたビデオゲーム」
なるほど、イタリアの運転事情を体感できるドライブシミュレーションだったのですね……。
ちょっとまって、イタリアの交通事情はどうなってるの!?
単なるジョークだと信じたいところですが、イタリア人の運転はかなりスリリングなようです。
さすがはフェラーリの国。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●イタリア人だけど、この説明は間違ってる。
だってカメには運転はできない。その点だけ修正したい。
↑それは差別だろう。
●ブルーの甲羅は警察だしね。
↑ポリツィア(イタリア語でポリスの意)。
●なんてこった、だから誰でもいつも急に車が、前に割り込むのか。
●イタリア人だが、それは正しい。
↑ルイージの死の凝視はどれくらいリアルなんだろう?
緑の甲羅を撃って抜かしていったイタリア人の配管工のにらみかたに似てる?
(参照:Luigi's Death Stare“ルイージの死の凝視”とは?)
↑イタリア人だが、その通りだ。
●イタリアを訪れたが、イタリアの運転はマリオカートよりずっと難しかった。
↑スロベニア人で、国境が近いところに住んでいるが、それは正しいと言っておく。
●イタリアで運転を学んで、サバイバルできたら、もうプロのレースドライバーの準備ができたようなものだ。
↑もっとひどいところで運転したよ。もっとひどい。クウェートの都市部のスラムだよ。イタリアを天国だと思うよ。
↑素朴な疑問なのだが、クウェートの都市部のスラムは多くの人が車を所有しているの?
↑クウェートでは全員が車を所有している。本当のスラムというよりは古いんだ。特に人口が密集したところは古い。あまりに密集しすぎていて、出入りがほとんど弱肉強食の世界だ。車がデカいほど強い。
●イタリアへ行って非認可のタクシーに乗る失敗をした。とにかくタクシー乗車はすべて恐ろしかったが、混乱の中でうまく運転していたほうだと思う。もう何回も死んだと思った。とにかくあまりに曲がるのが速いし、後ろにいる自分を見て笑い「ノープロブレム」と言ってくる。
↑イタリアでタクシーに乗るのはジェットコースターよりずっとスリルがある。あるときは完全に歩道に乗り上げ、歩行者に退けと大きくジェスチャーしていたよ。
●マリオカートにはクラクションあるの?
なければ現実っぽくない。イタリアではクラクションの大きなやつほど、どこでも好きな所へ行けるんだ。
この説明を否定する人はおらず、イタリアの運転事情のすさまじさが語られていました。
あまり味わいたくないスリルではあります。