2017年06月21日 12:02

「もしスカーレット・ヨハンソンと2人きりで無人島に漂着したら…何を望む?」というお話

 

もしスカーレット・ヨハンソンと遭難したら00
船が難破してしまい、とある男とスカーレット・ヨハンソンだけが生き残りました。

2人はそのときまでお互いを知りませんでしたが、男のほうはもちろん彼女が誰かわかっていました……。

Scarlett Johansson and some guy were the only survivors of a shipwreck.

最初は困難ばかりでしたが、時が経つにつれて、男は食糧確保や身を守る方法を学び、彼女の面倒をみる余裕も生まれました。

島には他に誰もいなかったというのも理由ですが……。

やがて男は小屋を建てました。
水を自動的に貯める方法など、さまざまな知恵を駆使して役立つものを増やしていきました。

彼女が暮らしやすくなる全てを実行しました。過去のどんな男が彼女にしたよりも大きな労力でした。
そうした経験は男をたくましくしていき、そのことに彼女も気づきはじめました……。

ある日、野生の動物に襲われると、男は傷を負いながらも彼女を守りました。
彼女は男に身を投げ出し、その晩2人は抱き合い結ばれました。その日から2人はお互いを求めあい、男女の関係になったのです。

しかし男は、何か引っかかっているような、しばしば心がそこにあらずの様子でした。
それに気づいた彼女が「どうしたの?」と尋ねても、男は「いや、何でもないよ……」と答えるのみでした。

心配になった彼女は、「あなたの心が戻るなら何だってするわ」と言いました。
彼女から頼んだわけではないけれど、少なくとも彼女にそれくらいのことをしてくれたと感謝していたのです。

「本当かい? 本当に何でもしてくれるのかい?」
「もちろんよ、何でもよ」
「わかった。じゃあ、その服を脱いで、この砂浜に打ち上げられていた作業着に着替えてくれないか」
「わかったわ‥…」
「このシャツも来て欲しい。だが最初に胸が平らになるようテープを巻いてくれ」
「なっ……わかったわ。何でもすると言ったものね」彼女は愛しそうに言いました。
「次はこの帽子だ。髪の毛は全部帽子の中に入れてくれ」

だんだん彼女は混乱してきました。でも彼を喜ばせたい一心で、髪を帽子の中に入れました。

「それから、このすすを使って顔にヒゲを描いて欲しいんだ」
「わかったわ、それがあなたの望むことなのね……」
「今度はこのサングラスをかけて、ビーチを歩きはじめてくれ。自分もすぐに追いかけていくから」

男は興奮を抑えきれない様子でした。

彼女は歩きはじめました。考えながら……。不思議に思いながら……。今起きていることに混乱していました。
「もしかしてあの人は、女性よりも男性……」

そこへいきなり男が肩をつかみ、彼女を自分に向かせてこう言いました。

「おい、おまえ! 信じられないだろうが、この半年、オレの隣で誰が寝てるか知ってるか!!」


教訓:男は美人の彼女ができると自慢せずにはいられない。

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