灼熱のアリゾナ州「気温が高すぎて」飛行機が欠航に…いったい何度?
飛行機は天候の影響を受けやすく、フライトがキャンセルになることは頻繁にあります。
通常は大雪や大雨、強風などがキャンセル理由になっていますが、アメリカ・アリゾナ州のフェニックス・スカイハーバー国際空港では、なんと気温が高すぎて40便がキャンセルになりました。
Phoenix flights cancelled because it's too hot for planes
フェニックスは砂漠気候のため夏は非常に暑くなります。
今年はまた特別に暑く、とうとう気温が摂氏49度に達したことから、40機のフライトがキャンセルされました。
離陸できる最高気温は48度までと定められており、気温が下がるのを待ってからフライトが再開されたとのことです。
飛べない理由ですが、気温が高くなると空気が低密度になり、翼を通過する空気の量が減って揚力が下がるため、機体の高度を上げることが難しくなるからとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●昨晩の最低気温は32度だった。
↑しー、涙は流さないで。どうせすぐに乾いてしまうから。(アリゾナ州は湿度も低い)
↑溶けた顔が必要だ。
↑今日は49度。エアコンのない車を運転しなくちゃいけないので、出かける前に帽子を濡らして冷凍庫に入れておく必要がある。
↑屋外の仕事だが、今日は働かない。
↑なぜそんな地獄に住んでいるのだ。
↑クレイジーだ!
↑そこに都市が存在していることがすでにクレイジー。
●サウジアラビアに住んでいるが、50度のときにバスケをしたことがある。もちろん日陰でだが。
↑どうして溶けないんだ。イギリスは今30度だけど、暑すぎて下着でうろうろしている。
●ラスベガスで47度だったが、ここでも飛行機キャンセルになるだろうか。
↑ラスベガスの滑走路は長めで、下り坂になっているので、夏の真っ最中でも飛べるんだ。
●フェニックス空港から6時のフライトに乗る予定だった自分としては、おーまいがっ。
●カナダで作られた飛行機が49度の気温に耐えられると思えない。もはやこの気候はジョークだ。
↑きっとマイナス49度のほうが慣れてると思う。
あまりの気温の高さに、世界中から驚きの声が寄せられていました。
日本の夏も年々暑くなっていますが、さすがに49度は想像を絶する環境ですね。