外国人「うちの高校にはポケモンの名ゼリフが天井にペイントされている」海外の反応
日本でも海外でも大ヒットを記録したポケモン映画「ミュウツーの逆襲」。
海外のとある高校では、なんと教室の天井に大きくミュウツーのセリフがペイントされているそうです。
まるで偉人のような扱いですが、どんなセリフが書かれているのでしょうか。
This high school has a mewtwo quote over the door
「どんな条件で生まれてきたかは関係はない、人生をどう過ごすかが自分を決定するのだ」─ミュウツー
おお、たしかにいいことを言っています。境遇に不公平を感じる思春期には、特に響くかもしれません。
とは言え高校の教室に、こんなにでかでかとペイントされているのは驚きですね。
「ミュウツーの逆襲」を見た人だと、こんなセリフあったかな?
と思うかもしれませんが、実は日本版と英語版ではセリフはかなり変わっているとのこと。
日本版だと以下のセリフに該当する場面だそうです。
「たしかに、お前も私も、すでに存在しているポケモン同士だ。この出来事は誰も知らない方がいいのかもしれない。忘れた方がいいのかもしれない」
※ミュウツーは、幻のポケモン・ミュウの遺伝子情報を元に人工的に作られたポケモン。その不純な生立ちから自身の存在意義を見出せずに答えなき自問自答に苦しむキャラクター。(Wikipedia)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これは学校の段階で、すでに生徒たちがお互いに不公平さを味わっていることを示唆している。社会ではステータスが重要で、ちょうど人生のこの時期に実感し始める。
↑小学生の子どもたちはそうでもないが、中学生にもなると誰が貧困で誰が裕福かはわかっている。
●これは興味深いね。学校は向こう10年はこの名言が使えると判断したのだろう。想像してみよう、今から60年後の生徒がこの名言に感動して、もっといろんな哲学を知りたいとミュウツーを検索すると、なぜか紫色の猫みたいなキャラクターが出てくるわけだ。
↑ちょっと待て、オレは色弱なんだが、やつは紫だったのか? 今まで知らなかったなんて。
↑あるいは1年くらいで上から塗りつぶされるかも。
↑そのコメントは最初の喜びを一気に台無しにした。
↑いったいどんな学校に行ってたんだ。天井の柱を毎年塗り直す学校はそうないだろう。
↑そうだ、うちの小学校は16年前のペイントのままだぞ。
●本当の話だが、セント・ジョージという学校に通っていた。学校のマスコットはドラゴンだった。新しい施設ができてドラゴンの壁画を描くために人が雇われた。なんと20フィートのリザードンだった。
●ミュウツーは間違ったことを言ってないね。
●興味深いのは、映画「ミュウツーの逆襲」の日本版では、ミューはミュウツーとクローンは人工的で自然を嫌うから全滅すればいいと信じている。
●映画は欧米化と翻訳のために変えられたんじゃないかな。
↑日本版の内容は完全に違うよ。アメリカ版はもっとアメリカ人向けに変更された。ミュウツーは悪いやつではない。ただ自分の居場所を見つけようとしているだけだ。
どうやら海外版は別物と言っていいほど違いがあるようです。
どちらも名作扱いされていますが、海外版も見てみたくなりますね。