抗議デモの真ん中をピザの配達バイクが通過→「あの男の給料を上げるべきだ!」暴徒から盛大な拍手を受ける
ドイツ・ハンブルクで開催されたG20サミット(20か国・首脳会議)で激しい抗議デモが発生し、暴徒と衝突した数百人の警官がケガをする事態となりました。
そんな危険な現場を、なんとドミノピザの配達員がバイクで通過!
「今年1番の働き者」だと拍手喝采を浴びています。
Employee of the year caught in Hamburg at the G20 protests.
Pizzabote kampft sich durch die G20-Krawalle - YouTube
きっと道を迂回したら、30分以内の配達が不可能だったのでしょう。
Eimsbutteler Nachrichten: Ordering Pizza to the G20 Riots in Hamburg (Pizzabote) - YouTube
Germany: Why didn’t I order HAMBURGer instead? Brave pizza boy faces off with riot police - YouTube
「ピザをあっちの客先まで届けに行くだけさ、通してくれないか?」
デモ「ようこそ地獄へ」“Welcome to Hell”のスローガンの元に集まり、衝突も過激なものだったそうです。
無事にピザが届けられたのかはわかりませんが、この男性のプロフェッショナルな心意気に称賛の声が上がっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●われわれはペプシ・スタイルの、ドミノピザの広告撮影を目撃したに違いない。
(ペプシコーラでデモを止めるCMがあった)
↑何百万ドルものお金を持っていたら、ケンドール・ジェナー氏にペプシを持ってもらい、抗議に参加してもらうのに。
●ピザの配達は30分以内、そういう契約になっているんだ。この男性はそれを守るプロなんだ。
↑誰もこの男からチップを奪ってはいけない。
↑真面目な質問:ヨーロッパではアメリカのようなチップ文化はないと知っているが、ピザのドライバーにはチップを払うのかい? なぜなら彼らには払ってあげたくなる価値があるだろう?
↑ドイツじゃ渡すよ。そしてこのような男には2倍は弾むね。
↑「このピザを配達するために、何をしたか信じてもらえないでしょう」
↑自分なら30分以下に届けるためにどんな偉業を成し遂げたのか、詳細なストーリーを付けてくれたらチップをもっと払うよ。
↑スウェーデン人だけど、チップは払わないね。この国ではその概念を嫌う。さらに国際的なピザ・フランチャイズもない。ピザを2枚以上頼むと、無料でシリアの建築家が1994年製トヨタ・カローラで配達してくれる。
↑フィンランドでも、それが当たり前で正しいやり方。
●このピザの配達員は、仕事の重みを理解している。ピザは何があっても、そこを通らなければいけない。
↑この男のバイクにサイレンを付けてあげてくれ。
●もし、このドミノピザの男の影響で、他のファストフード店からG20のデモの真っ最中であろうと配達されるようになれば、それはドミノ効果と呼ぶべきだな。
●彼が通るたびに、みんなが応援しているのがよい。
●ところで何の抗議をしているの?
↑資本主義者が世界を乗っ取っていること。
結局、時間内に届けられたかどうかは謎ですが、拍手をしたくなる気持ちは理解できますね。