日本の自由研究が海外で話題に「ボールペンを1本使い切るまでに描けるスマイルの数…2万9249個」
「ボールペンを1本使い切るまでに、いくつのスマイルを描けるのか?」
素朴な疑問だけど膨大な作業を必要とするテーマに、ボールペン画クリエイターの佐藤明日香さん(@satowasuka)が挑戦した結果、2万9249個であることが判明したそうです。
8月3日時点でツイッターには3万件のリツイートと7万件のいいねが付く人気となっています。
この検証は外国人の興味も惹いたようで、海外サイトでも話題を集めていました。
29,249 smiles is what it takes to drain a standard ballpoint pen., image credit:@satowasuka
【結論】1本のボールペンのインクの量は29249スマイルである。
— 佐藤明日香(さとうあすか) (@satowasuka) 2017年7月29日
#夏休み#自由研究 pic.twitter.com/sKsNBFn3OJ
ポストカード1枚ごとに600スマイル。
そしてその枚数も7x7=49枚に!
ボールペンと紙さえあれば気軽に始められるので興味のあるかたは挑戦してみてください○
— 佐藤明日香(さとうあすか) (@satowasuka) 2017年7月29日
#夏休み#自由研究 pic.twitter.com/XtxmXYsRuR
6日間にわたりコツコツと描いていったとのこと。
使用したボールペンはハイテックCで、29249スマイルを描き切ったところでインクが切れたそうです。
この偉業に対する海外掲示板のコメントをご紹介します。
●世の中にはヒマな人がいるものだ。
●何かの中毒症状だ。
●これはメートル法かヤード法のスマイルかどっち?
↑
:-) = メートル法
8-) = ヤード法
↑:-))) = アメリカ人
↑:( = ドイツ人
↑:■( = ドイツ人・ナチス
●この手の忍耐力を持つことが、どういうことかさえ想像できない。
●きっとメンタル的には、「ふむ、いったい何個描けるかな」から始まって、不健康な強迫観念に満ちた「Fxxx You!! もう科学のためにこのペンがダメになるまで描いてやるぞ」という入れ替わりのポイントがあると思う。
↑「あなた、これは私たちの結婚生活を台無しにしているわ。今すぐやめないと子どもを連れて出て行きますからね」
「でもネットのみんなが僕を求めているんだ! しかも君だって、すぐやめるやつは嫌いじゃないか」
●しかしこのペンが例外じゃないとどうやってわかる? あと数本試して平均値をとらないと。
↑その通り、それにスマイルしている口やしていない口もあるし。使われるべきところに使ってないインクがある。
↑円のサイズも微妙に違うし。
↑どうやって男をダメにするかみたいな話だな。
↑もうすでにダメなような……。
●その中に困り顔がないか気になる。
↑あっても見つけられないだろう。
●これはペンと一緒に額縁に入れるべき。すばらしいアートコンセプトだと思う。展示品としてすばらしいものになる。
ソース:元イラストレーター&アーティストで、ソロの展示会をいくつかした。
●……だけど、なんで?
●もし1日1個のスマイルを描いていったら、80年以上かかる。1秒に1個描いたら、8時間以上で完成する。
↑多分1つのスマイルに2〜3秒はかかるので、16〜24時間くらいだね。
●どうにか29250個目を描けなかったのか。ため息。
↑それが急に気になり始めた。
●使い切られたボールペンを見たことがなかった。
↑あと数個は書けたと思う。最後のほうが薄くなったりしてないので。
膨大な時間と手間を必要としますが、身近な文房具であるボールペンのインク量を、わかりやすく視覚化したアイデアの勝利ですね。