イジメに悩む少年にバイク乗りたちが立ち上がる…登校初日に取った「ある行動」とは
アメリカ・インディアナ州の小学校6年生フィル・ミック君(11歳)は、2年に渡る暴力的なイジメを受け続け、自殺を考えるほどに追いつめられていました。
学校側はイジメを認識していたものの、対応は消極的で、有効な手立てを打ち出せずにいたそうです。
それを聞いて立ち上がったのが地元のバイク乗りたち。フィル君に自信を付けてもらおうと、中学の初日にある行動に出たのです。
たまたまバイクショップでフィル君がイジメに遭っていることを聞いた女性が、友人のバイク乗りに相談しました。
イジメや学校の対応の話を聞いて憤慨したバイク乗りのブレント・ワーフィールドさん。すぐにバイク仲間に呼びかけ、少年を助ける計画を立てました。
中学初日の直前に集まり、フィル君と一緒に朝食をとるバイク乗りたち。
そして……。
フィル君をバイクに乗せて隊列を組み、護衛しながら学校へ出発したのです。
こわもてのバイク乗り達がこれだけいたら、いじめっ子たちもそうそう手を出すことはないでしょう。
彼にはこれだけの味方がいるのだと、自信を持ってもらうことも目的の1つだと語るブレントさん。
もっと自信を付けてもらい、そして女の子にモテてもらおうと、イメージチェンジもしてもらいました。
この行動を知った学校の校長は、イジメ対策に一層の努力をすると約束しているそうです。
ブレントさんがこのエピソードをFacebookに投稿すると、ものすごく大きな反響が返ってきたのだとか。
イジメの問題は簡単に解決できることではありませんが、少なくともフィル君の未来は明るいのではないかと思います。