「もうすぐ飛行機が離陸するのだけど…こんなアナウンスが聞こえてきた」不安になる写真
飛行機は運航する前に必ず整備が入り、問題がなければすぐに出発できますが、何かしら問題があると、エンジニアが修復作業を開始します。
「乗客のみなさま、テープで貼り付け次第すぐに出発します」とアナウンが入ったという、フライト直前の写真をご覧ください。
この類のテープはかなり強度が高いとは言え、この応急処置で飛ばれるのは落ち着かない……。
これを客席から見ている人の気持ちを考えると、同情してしまう修理風景ではあります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●それはダクトテープではなく、スピード・テープと呼ばれるものだよ。
スピード・テープは感圧性のアルミをかぶせたテープで、小さな飛行機の修理やレーシングカーの修理に使われていた。
完全な修理作業ができるまでの応急修理用で、見た目はダクトテープと似ているのでよく間違われる。だがその粘着力は高速で進む飛行機の胴体や翼をくっつけることが可能。だからスピード・テープと呼ぶ。
↑ほとんど知られてないので、窓側の人はみんな漏らしそうになるよ。あるいはダクトテープに対し、大きすぎる信仰心を持ち始める。
↑どうなんだろうね。自分が知っている理由はプライベート・パイロットだから。珍しくもないし危険でもない。飛行機はかなり厳しく規制されているので、何度も安全テストを受けたものしか通らない。
●「ええと、ドライヤーをオーブンに入れたまま忘れました。なので飛行機から下りてもいいですか」
●父親は飛行機のメカニック。以前、これを使って車のバンパーをくっつけていた。その後落ちることはなかったよ。父親によると「飛行機をテープで貼り付ける仕事をしている」と自己紹介するのが面白いらしい。
●もし自分がその修復している男性で、誰かに様子を見られているとしたら、とても不安な顔をするね。半分つらそうにしつつ、半分スマイルで親指を立てる。そしてまたエンジンを見て、十字架を切るようにしてから去る。
●これは小さな修復のようだが、それでも目撃したら失禁してしまう。
●スピード・テープの値段は300ドル(約3万円)ほど。そして時速800kmにも耐える。
ダクトテープもかなり強いですが、これはスピードに強く、高速移動する乗り物の修理に向いているとのことです。
しかし客が見えるところでは、作業をしないほうが無難ですね。