「何度も見ることで印象がガラッと変わる映画はある?」多くの人が見逃している事実いろいろ
映画は1度見たくらいでは、ストーリーや背景を完全に把握するのは難しいものです。
繰り返し見ていくうちに、新たな発見があるのも映画の醍醐味ですが、
「見落としていた事実を知って、見方が完全に変わった映画はありますか?」と、海外掲示板に質問が投げかけられていました。
映画をもう1度見直したくなる、知る人ぞ知る事実をご紹介します。
What overlooked fact from a movie will completely change the way I see it?
●「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」
イウォークたちが一味たちを串刺しにして料理することで、彼らが人肉で饗宴することを示唆していた。映画の最後では、それはそれはたくさんのストームトルーパーのヒレ肉が……。
(スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 - Wikipedia)
●「ホーム・アローン」
全ての発端は、こぼれた牛乳についてケビン少年が家族とケンカしたことから始まった。
(ホーム・アローン - Wikipedia)
●「プライベート・ライアン」
最初のほうで、海岸に上陸して塹壕を確認しているときに、ドイツ兵士が両手を上げて降伏するかのように叫んでいるシーンがある。その2人は撃たれ、アメリカ人兵士は「始末した」と言うのだが、実際はドイツ人ではなくその2人はチェコ人。
男は「撃たないでくれ、自分らはドイツ人じゃない。誰も殺してない、チェコ人だ!」と言っていた。ドイツ軍に捕われて戦わされていたチェコ人だと知ったときに悲しくなった。
(プライベート・ライアン - Wikipedia)
●「インセプション」
主人公コブのトーテム(今いる場所が夢が現実かを見分けるコマのような道具)が登場するが、ネットではあれが結婚指輪だと思われている。それだとコブが夢でも現実でも苦しんでいないことになり、ストーリーの意味をかなり変えてしまう。
トーテムは妻の物だとコブが劇中で述べてるが、彼が持ち続けていた理由は、妻を死なせてしまったことへの自責の念からだ。
劇中ではコブが現実か夢の中なのかはミステリーのまま終わるが、妻から解放されたことを意味している。
(インセプション - Wikipedia)
●「マトリックス」
現実側の世界では、マシーンのプロセッサーに人間の脳を使うため電源は必要としない。これが理由でネオがいろいろなことができた。完全にプログラムコードと相互作用することもできた。
(マトリックス - Wikipedia)
●「美女と野獣」
野獣が呪いをかけられたのはわずか11歳のとき。一緒にもらったバラは10年咲き続けるので、21歳の誕生日になるまでの10年間に真実の愛を見つけなければならない。
つまり、嵐の夜中に11歳の元へ知らない物乞いがやってきて、彼と城のメンバー、さらに犬にまで呪いにかけたというお話。
(美女と野獣 (2017年の映画) - Wikipedia)
●「シャイニング」
子役の小さな男の子は、映画が完成して公開されるまで、ホラー映画を製作していることを全く知らされていなかった。もう一度見ると、その子の純真な目を通して見られるよ。
(シャイニング - Wikipedia)
↑彼は今、地元のコミュニティカレッジ(公立の2年制大学)で教鞭をとっている。講義を受けたことがあるけど、初日に「映画のことを言おうものなら講義から追い出す」と言った。彼にとっては黒歴史のようだ。
●「E.T.」
声優は、演技経験のない1日2箱も喫煙するヘビースモーカーが担当した。あれは彼女の素の声なのである。
(E.T. - Wikipedia)
●「ランボー」
1作目では、たった1人しか死んでおらず、それも事故だった。
(ランボー - Wikipedia)
●「2001年宇宙の旅」
多くの人が人工知能HALが狂った理由と、ディスカバリー号の船員を殺した理由を理解していない。その後がどうなったのかも。
HALは完全かつ正確に情報をプログラムされていた。しかし政府はHALに宇宙での目的を秘匿するように命令されていた。月から木星までのシグナルを政治的な理由から調査するのが真のミッションだった。
ところが矛盾する命令をコンピューター的に結論づけた。「矛盾そのものを抹消せよ」と。HALはまず初めに地球とのコミュニケーションを停止しようと決断した。アンテナの調子をおかしくすることで、船員を遮断するつもりだった。
船員はHALのおかしな行動と遮断する意思を知ってパニックになる。するとHALが次に導き出した案は「抹殺せよ」だった。それによってミッションの詳細を隠さなくて済む。そして矛盾が回避された。彼の理論は欠点と呼べるほど極端だった。
(2001年宇宙の旅 - Wikipedia)
●「ジャンゴ繋がれざる者」
レオナルド・ディカプリオが怒ってテーブルを叩いてグラスで手を切ってしまうシーンは事故だったが、そのまま演技を続行したそうだ。
(ジャンゴ 繋がれざる者 - Wikipedia)
●「ピノキオ」
誘拐集団にさらわれた男の子たちは、魔法のようなものでロバに変えられていた。そこでは常に行われ続けていた。その影響でピノキオはずっとロバの耳と尾を付けていた。映画はそのことに触れないまま終わるのだが、それはずっと行われたままで。ディズニーのエンディングとしてはダークではある。
(ピノキオ - Wikipedia)
●「ゴーストバスターズ」
ベンクマンはダナとデートをしようとしただけだった。なぜ彼は注射器と睡眠薬を持っていたんだ?
(ゴーストバスターズ - Wikipedia)
●「キャスト・アウェイ」
無人島にいたときはずっと音楽がない。これは孤独感を高めるための演出。
(キャスト・アウェイ - Wikipedia)
もう1度見てみたくなる作品ばかり。見るたびに気づく点がある作品ほど、名作と呼ばれやすいのかもしれませんね。