2017年09月04日 11:14

最期のときを迎える警察犬…仲間の警官たちが敬礼して送り出す

 

安楽死の前に敬礼される警察犬00
警察犬が、病気やケガで手の施しようのない末期症状になったとき、苦しまずに済むよう安楽死という苦渋の決断が下されます。

長らく活躍し、そして闘病生活を送っていた海外の警察犬が、最期を迎えることになりました。

獣医の元へと向かう直前、仲間の警官たちが敬礼している写真が心を打つと話題になっていました。

Police dog saluted before being put down

安楽死の前に敬礼される警察犬01
直立不動で全員が敬礼。 共に任務を遂行してきた仲間への、敬意と愛情が伝わってきます。それぞれに万感の思いがあるのでしょう。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●たまたま妻と猫を連れて、その動物病院を訪れていた。「どの警察犬が傷ついても大勢の警官がやってくる」とスタッフが話しているのが聞こえた。犬たちがいかに感謝されているかを知ることができてよかった。

↑警察犬たちは人間の警官と同じように敬意を払われていて、担当の警官の家に一緒に住んでいる。なので誰かがケガをしようものなら、もう家族を失うかのように気にかけているよ。自分も警察犬のユニットにしばらくいたが、すばらしいパートナーで本当に忠実に任務を遂行するんだ。

↑人間の警官と同じ扱いを受けると言っても、公園を散歩しているとき、他の犬たちが「うわ、おい、警察犬だぜ、普通に振る舞え」とはならないと思う。

↑「その骨を埋めとけ」

↑「チワワよ、そうびくつくな」

●軍では犬はかなり高いポジションなんだ。なので虐待を受けるようなことがあれば、周囲の人間は責任を取ることになるだろう。

●知らない人のために言うが、安楽死のときは犬を怖がらせないように飼い主が同伴して落ち着かせることができる。ゴールデン・ラブラドールを2匹安楽死させたが、そのことを最初から知っていたらと思うよ。
2匹目のときに獣医が一緒にいたいか聞いてくれたんだ。そして彼女が亡くなるまでの間、ずっと抱いていたよ。とても悲しいが犬にとっては価値があったと思う。

●手術を受けた猫を迎えに獣医に行ったとき、駐車場で待っていた。
ある男性が車を止めると、助手が待っていたように病院から出てきて、車の後ろから亡くなったゴールデンを降ろした。
男性と助手は、犬をカートにやさしく移した。そして毛布をその上にかけた。犬に手を乗せたまま建物に入り、廊下を歩いていった。
車が陰になっていたので向こうからこっちが見えなくてよかったと思う。窓越しに見えた彼らの表情は永遠に忘れられない。
同じ理由でこの警官も、パートナーだった犬に顔をうずめているんだ。本当にそれは言葉では表せない。

●犬は本当に友達以上になるんだ。本当に家族のように。

↑家族なんだ。

↑家族以上だよ。自分の犬は他の誰もいられないときに一緒にいてくれたよ。

●つらい。この写真には、見る前に「悲しいこと」とわかる通知が必要だ。

●先週、10歳のうちの愛犬が亡くなったところだったので、これはずいぶんこたえた。


ペットの最期を見届けた人々の、共感コメントが多く寄せられていました。

ご冥福をお祈りします。

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