2017年09月23日 13:38

1937年のオープン当日、ゴールデン・ゲート・ブリッジは崩落しそうになった…その理由がこちら

 

1937年にゴールデン・ゲート・ブリッジ00
サンフランシスコのランドマークとしておなじみのゴールデン・ゲート・ブリッジ。

1937年に完成してから27年間は世界一のつり橋でしたが、実は一般開放された当日、崩壊の危機に陥ったそうです。

その理由と言うのが……。

The Golden Gate Bridge opening to the public for the first time back in 1937, and yes, it almost collapsed.

1937年にゴールデン・ゲート・ブリッジ01
わわわわ!!

こんな大勢がオープンデーに駆け付けたのです。

きっと一般人は上から見た状態がどんなことになっているのか、この橋の耐性がどんなものかを知らなかったのだろうと思います。

さすがによく耐えたと思いますが、崩落の危機だったのもうなずけます。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●真ん中にいる人々が閉所恐怖症じゃありませんように。

↑Wikipediaによると20人に1人はそうらしいから、統計的には……。

↑その理屈だと、20人に1人は泳げないから、プールにいる20人に1人は溺れているというようなもの。

●「崩壊しそう」とはどの状態を定義しているのだろう?

↑荷重制限と写真にいる人々の合計と平均体重で見積もるんだよ。おそらく80万トンあたりが「崩壊しそう」な重量だと思う。現在の耐荷重は88万6000トン。

↑橋のエンジニアだが、全ての橋はほぼ崩壊するようにデザインされている。

↑それは全く慰めにならない。

↑橋には弾力性があるんだ。そして変形を測定できる。そして崩壊するポイントがその変形具合で決定できる。

↑建築のデザインでは、荷重と作用を仮定してデザインする。荷重が大きいデザインはコストもかかる。最大荷重の条件は全ての面積が体重81kgの人で埋められたような状態なので、限界荷重もこれに近いのではないかと思う。

●どうにか橋の真ん中まで行って、急にトイレに行きたくなったら……ゴールデン・シャワーのジョークをどこかで見かけたな。

●これは1987年の写真だけど、同じことがまた起こったよ。
1937年にゴールデン・ゲート・ブリッジ02

●1930年代に、橋の真ん中が縦16フィート(4.8m)横27フィート(8.2m)動くようにデザインされていると、担当スポークスマンが述べている。
元々は4000フィート重量ポンドを耐えるように設計されたが、1980年代半ばに50周年を記念して、5700フィート重量ポンドまで強化された。
そのメーデーの日には、いったい何人が橋に乗ったか誰も知らないが、1人当たりの平均体重を150ポンド(約68kg)として、混雑時に2.5平方フィートを占めるとすると、5400フィート重量ポンドになり、それはバンパー同士がくっついている車の倍である。
大きな長いブランコ状態になっていて、橋の上にいた当時の人は「まるで酔っ払って歩いているようだった」と伝えていた。
幸運だったのは当時はスマホなどがなかったので、多くの歩行者が翌日の新聞を見るまで橋がどんな状態かは知らなかった。


つり橋の中でも強度が高いと定評のあるゴールデン・ゲート・ブリッジですが、さすがにこの状態ではギリギリだったとのことです。

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