「おい、帰国できるぞ!」ベトナム戦争終結をラジオで聞いた瞬間のアメリカ兵たちの表情
1955年から1975年まで、20年に渡って続いたベトナム戦争。アメリカ軍は、1973年1月29日にニクソン大統領が終結を宣言したことによって、全面撤退しています。
その悲惨さや過酷さは伝え聞くところではありますが、帰国できることをラジオで聞いたときの、米兵たちが歓喜に湧く様子が海外掲示板で話題を集めていました。
US soldiers in Vietnam hear the radio report that they're going home
Dear America Letters Home from Vietnam part 7 8 - YouTube
その様子を見ての海外掲示板の反応をご紹介します。
●彼らはあまりに若く見える。
↑自分の部隊にいる80%の海兵は20〜25歳だよ。
↑アフガニスタンに派兵されたときが20歳。終わったのは22歳だった。
●自分がブートキャンプ(新兵訓練所)にいたときは20歳で、みんなから年寄り扱いを受けた。自分が参加するまで軍が若者ばかりだってことに気づかないものさ。
●自分なら彼らのように瞬時に喜べると思えない。
●おじはベトナム経験者で、乗っていたヘリコプターが墜落した。帰国する際に飛行場へ行くためのヘリコプターだった。
この話を聞いてから、家に帰るときの飛行機のほうが行きの飛行機より怖くなった。
●その太くて長いラジオのアンテナが怖い、失明しそう。
●わお、昔はこんな風に戦争が終わってたんだな。
●これはとても悲しい、父はベトナム戦争の経験者だが、めったにそのことを話さない。自分の子ども時代は、精神的には父親はおらず、いつも深酒をしていた。
●彼らがどれだけ死や破壊を見てきたかは語られない。このラジオは彼らの新しい人生のチャンスだったんだ。
戦地がどういうものかは経験者にしかわかり得ないですが、どれだけの喜びであるかは表情が物語っていますね。