サソリやコブラなど、毒を持つ生き物は見た目からして恐ろしいものが多いですが、それらを捕食する天敵は、誰もが知る美しい生き物だそうです。
何かというと……。
答えはなんと孔雀!
ええーっ、ちっとも強そうじゃないのに、本当に?
どうやって対抗するのだろうと疑問に思うところですが、孔雀は神経毒に耐性があり、毒虫や毒蛇を好んで食べるのだとか。
そのため美しさだけでなく、益鳥としても歓迎されてきた歴史があります。
仏教では邪気を払う象徴として「孔雀明王」として尊ばれてきたのも、それが理由とのことです。
生活の邪魔としか思えない飾り羽も、毒耐性を持つ余裕があればこそなのでしょうね。
関連記事