2017年11月02日 21:32

ルイス・キャロル本人が描いた「不思議の国のアリス」のオリジナルと呼ぶべき挿絵いろいろ

 

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿00
「不思議の国のアリス」(1865年)の著者として知られるルイス・キャロルはペンネームで、本名はチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンだそうです。

前年の1864年に原型となった「地下の国のアリス」を友人の娘アリス・リデルに贈っており、手書きの本にはルイス・キャロル直筆の挿絵が描かれています。

オリジナルと呼ぶべき挿絵がどんなものなのか、ご覧ください。

image:The British Library Board

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿01
手書きの本「地下の国のアリス」。現在は大英博物館に収蔵。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿02
アリスの首が伸びるシーン。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿03
体が縮んだり大きくなったりも「不思議の国のアリス」と一緒。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿04
自分の涙で生まれた池を、小さくなった体で泳ぐアリス。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿06
助言をくれるキノコの上に乗ったイモムシ。キノコを食べることで体の大きさを調整できるように。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿07
お茶会。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿08
原作の時点でこんなに伸びていた首!

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿09
アリスと言えばトランプ。

「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿10
癇癪持ちの女王。

ルイス・キャロルの画力の高さに驚きですね。

大英図書館に保存されており、公式サイトでスキャンされた画像をみることができます。
Virtual books: images only - Lewis Carroll's Alice's Adventures Under Ground: Introduction

ちなみにサルバドール・ダリもアリスの挿絵を描いています。
サルバドール・ダリが「不思議の国のアリス」の挿絵を描くとこうなる

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