83歳のおじいさんのトラックが故障、芝刈り機を押し歩いて客先を巡る日々→それを知った客が寄付を募ったところ…
フロリダ州で暮らすジョン・ジョイスさん(83歳)の職業は芝刈り。彼が20年間乗っていた愛用のトラックが、ある日とうとう壊れてしまいました。
新しくトラックを購入できなかったジョイスさんは、芝刈り機を持って家から家へと何マイルも歩く日々が続きました。
そのことを知った顧客の1人が、彼のために掲示板で寄付を募りました。
Man receives a new car from MadeMeSmile
すると新しいトラックを購入するための13000ドル(約150万円)と保険を買うだけの寄付金が、瞬く間に集まったのです。
彼の信じられないと言った表情が、多くの人の感動を誘っていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これは自分を悲しくさせた。
↑全くだ。彼はその年齢で働いているべきじゃないんだ。
↑もしかしたら彼はその生活を楽しんでいるのかもだよ?
うちの歯科医院にスペース借りて、義歯を作っているお年寄りがいるよ。彼はとても仕事を楽しんでいるみたい。とてもいい人で年配者ならではのアドバイスをくれるんだ。そして毎日、昼にリンゴを1つ食べている。
↑ワイオミング州? それは妻の祖父かもしれない。
↑はははは、そう。ワイオミング州にいるよ。
●もし男性がトラックを修理したり買い替えたりできずに、わざわざ歩いて芝刈り機を押しているなら、仕事を楽しんでいるわけではないね。
彼は壊れた経済システムの生産物なんだ。こういうストーリーを聞くたびに心がつぶれそうになる。1人を助けられても、何千人も助けられていないということだから。
●とても良い話だ。多くの人が、83歳が1日中座っているよりも働いていることに賛同しているのも興味深い。彼は貧困で福祉のみでは生きていけないから働いているんだ。しかも客から300ドル(3万4000円)を借りている。
そうしないと電気ガスが切られてしまうからだ。このニュースの時点では返せていない。
●83歳が働いているべきじゃない。なぜ年金などを与えてあげることはできないのだろう。
↑働いているべきじゃないが、仕事は心と体を活動的にするのでポジティブな面もある。
↑その通り。忙しくしていないと病気になって死んでしまう。
●いったいどの惑星にいったら13000ドルでトラックに保険まで買えるんだ。
↑おそらく中古車だよ。
●資本主義が機能してるんだな。もっとも裕福な国で83歳が働かなくていいように、小さな福祉も与えてやれないんだから。
老人の福祉問題を考えると、単なる美談とは捉えられないといった意見もありました。