「今まで受けたアドバイスで人生最悪だったものは何?」回答いろいろ
人生の中でアドバイスを受けることは多いですが、役に立つものばかりでなく、全く役に立たないものもあります。
役に立たないくらいはまだ良いのですが、中には逆効果なんてことさえあります。
「今まで受けた中で最悪のアドバイスは何でしたか?」
この海外掲示板の質問に対する、さまざまな回答をご紹介します。
What is the worst advice you've ever received in your life?
●ハイスクールのキャリアアドバイザー(進路相談係)から受けたもの。
「何かコンピューター関係のことをしてみたい」と尋ねたら、彼女は「Microsoftを聞いたことがある?」と言い、メモに「Microsoft」と書いて机ごしに渡された。それが自分の進路相談だった。
↑それが1975年に起きたことなら、かなり良いアドバイスである。
↑「映画関係の仕事をしたいと思います」
「ハリウッドを聞いたことがある? 文字通り全ての映画がハリウッドで作られています。ハリウッドに行くべきです」
↑これは最も面白い回答だ。特別に何か専門性のあるものを求めているとすればだが。
「車関係のことをしたいと思います」と尋ねられたら、「トヨタを聞いたことがありますか?」と言って、紙に「トヨタ」と書いて渡すんだ。
↑キャリアアドバイザーのような最悪な仕事の人に、成功するアドバイスを子どもに与えさせていることが驚きである。
●小さな頃にいじめられて「悲しい」と母親に話した。すると母親は「いじめっこに心を傷つけられたと言うべき、そうすればいじめが止まる」と言った。その通りにした。これは悪いアドバイスだった。いじめも止まらなかった。
↑「無視しなさい」とか「傷ついていると伝えなさい」とかのアドバイスが大嫌いだ。
●「本を読むのをやめなさい。読み過ぎよ。目が悪くなるわ! しばらくテレビでも見てきなさい!」うちのおばあちゃんが訪ねてくるたびに自分から本を取り上げてこう言っていた。まるでシンプソンズのエピソードのようだった。
●「新しいクレジットカードを申し込むといいわ、無料のお金よ」
これは、すでに何千ドルもの借金を抱えた女性の友人からのアドバイス。いつかそれを支払わなければいけないことを全くわかっていないようだった。
↑「無料のお金」
待って、実際にそう思っている人がいるの……?
●10代の頃、うつに悩む友人のために子ども相談室の番号に電話した。するとアドバイスは「新しい友達を作れ」だった。
●「好きなことをやっていれば、お金は自然とついてくる」
役に立たなかった。
●「最後は友人ではなく、家族だけがあなたのためにいてくれる」
サンクスギビングの2日前に、ナルシストで虐待する家族からようやく縁を切ることができたよ。
●「なぁ、結婚してなきゃ浮気なんてものはないんだ。聖書は神の前で誓ったものでない関係は認めていない。結婚するまでは男女関係なんか存在しないんだ」
「父さんありがとう、なぜ父さんが3回目の結婚をしたのかの説明になったよ」
●「うつのことなんか考えるな。世界にはもっと大きな問題を抱える人がいる」
●「お金で幸せは買えない」
嘘っぱちだ。そりゃ幸せになる保証はないさ。だが世の中の不幸のほとんどは経済的なことなんだ。医療費に教育に家賃にと。でなきゃ自分は幸せなんだ。
●「言葉をしゃべれないなら日本に行くべきじゃない」
日本で勉強して今は働いているよ。言語を知らずに日本に行ったことが人生を変えたね。学ぶ良いチャンスで言葉も早く覚えられる。毎日必要ならね。
●「最後はなんとかなるよ」
そうだよ、みんな死ぬんだからな。
やはりアドバイスに頼り切らず、自分で考えて決断することが大切なのでしょうね。