アメリカ人の45%がクリスマスをパスしたがっていることが判明…その理由は?
いよいよクリスマスシーズンの到来ですが、皆が皆、クリスマスを歓迎しているとは限りません。
アメリカ企業が1000人に行ったアンケートでは、なんと45%がクリスマスをパスしたいと答えたそうです。
その理由は何でしょうか。
TIL that a 2012 survey of 1,000 Americans found that 45% of them wished they could skip Christmas
答えは経済的なプレッシャーによるもの。
景気後退と格差の拡大によって、クリスマス費用を捻出するのが厳しくなっているとのことです。
金融サービス会社(Think Finance)によるアンケートなので、客層に偏りはあるとは思われますが、厳しいアメリカの経済実情が浮き彫りとなりました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分はそのアメリカ人のうちの1人。4人家族で稼いでいるのは1人。再婚同士だけど、ホリデーを過ごすのは私たち家族には困難。
●3人家族で、1人10ポンド(約1500円)ずつ使い、息子には50〜60ポンド(約7500〜9000円)のものを買った。
↑貧困家庭に育ったので、自分の子ども達にはしてあげたいと思って300ドル(約3.3万円)までのギフトを買ったよ。ほとんどはレゴやミニカー。でも代わりに大学費用を貯めておけばよかった。
●人目を気にしてしまい、もらったプレゼントを喜ばないといけないプレッシャーがあり、もはや義務のようになっている。
●うちの大家族はプレゼントの贈り合いを20年前にやめた。そうして正解だと思う。
●うちも大家族で数年前、お飾りの交換に変えた。子どもたちは18歳になるまで小さなプレゼントをあげる。
大人はビールの交換をして、お金がかからないようにしている。楽しいしみんなビールが飲める!
●お金を使うことが問題だとは思っていないが、めったに会わない人にもプレゼントを買うことに引っかかる。せめて彼らがギフトを欲しかったものだとわかればいいのだが。
↑自分の欲しいものを人に言うのも難しい。欲しいものは割と安いので自分でも買えてしまうしね。
●バナナパンを焼いて、それを全員にあげている。それだけ。
●うちの家族は「プレゼントなし」にして、それぞれが食事を持ち寄っている。
最初の年はシンプルでスパゲティなどだったが、最近は競争になっていて、どうやってみんなを感動させようかと考えるのに費やしている。自分はチーズケーキの練習をしている。
●うちの家族はプレゼントに上限をつけた。今では自分はみんなにクッキーをあげるだけ。
●婚約者とステーキとシーフードを料理して一緒に過ごすことにした。いらないものをお互いに買い合うよりもね。
●別の研究では平均的なアメリカ人はクリスマスに929ドル(約10万円)使うとされている。それをなくせば、それだけ貯金できるということだ。
●誰にも何も買わないことにしたので、クリスマスをサバイバルできている。
↑自分も同じ。そして自分も何もいらない。
アメリカではプレゼントの数も多く、かなりお金が掛かるイベントなのも1因とのことです。暮らしに余裕がない人にとっては、プレッシャーから解放されたいのが実状のようです。