「毎年パニックになるアメリカのブラックフライデー…ヨーロッパではどんな感じ?」→イギリスとポルトガルの様子がこちら
ブラックフライデーは11月の第4金曜にアメリカで行われる大型バーゲン。日本での認知度も年々上がっている事かと思います。
当日の開店時には、押し寄せた客が殺到することで知られていますが、ではヨーロッパの国ではどんなことになっているのでしょうか。
イギリスやポルトガルのブラックフライデーの様子をご紹介します。
Black Friday Stampede [uK] from Unexpected
こちらはイギリスのとある店舗。オープン前から客さんが待っています。
つかつかとのんびり入ってきました。ゆっくり買い物をできることでしょう。
アメリカとは大違い、イギリスにはブラックフライデーはないも同然みたいなものでした。
続いてポルトガル。
Black Friday (Portugal style).
割引きされたスマホの値段が表示されています。どれもこれも約20%ほど安くなっているのでとてもお得…。
のはずですが……
スマホのセール価格の下をめくると、昨日までの価格が確認できます。
579.99ユーロの下は579.99ユーロ。
569.97ユーロの下は569.97ユーロ。
719.99ユーロの下は719.99ユーロ。
値段は全く変わっていない……。ちっとも安売りになっておらず、ブラックフライデーの意味なし。
ヨーロッパのブラックフライデーは名ばかりのようです。
海外掲示板の反応をご紹介します。
●これがオレらイギリス人のブラックフライデーのやり方……ヒント……ブラックフライデーをしない……。
↑きっと彼が欲しかったのはインクだけ。
●2人目の男が入店さえしないのが気に入った。
↑それがイギリスの正しい列のエチケットだ。店内へ入る許可を待ってるんだ。1人目がどんなに速く入ってきたか見たかい。クレイジーだ。
↑その男は急いで入り過ぎだ。そういうやつは監禁しなくちゃいけない。
●ブラックフライデーを2週間もすると、こういうことになるんだよ。
↑アメリカから輸入された行事にイギリス人が興味を持たないだけだ。イギリスにはボクシングデー(12月26日)という、それに相当するものがある。
↑そうだよ。オーストラリアでもブラックフライデーが推されているよ。なぜアメリカの慣習に我々が注意を払うと思うのか。しかもアメリカの休日の次の日にだ。
↑1日目から安売りだったことがない。
●こういう動画を見ると、なぜブラックフライデーが合法なのか知りたい。
↑なぜ違法にしないのだろう。
●(ポルトガルは)州によっては違法である。
↑ほとんどの国で違法だが、証明はしにくい。
↑これが理由でオンラインで買い物する。値段を比較できるからね。
●驚きでもない。安いテレビのために他の人を押したり、どどっと店員に押し寄せたり、安いゲーム機を買うのに駐車場の空きを争って銃で撃ったりは、アメリカだけのもの。
↑アメリカの小売店で働くのがつらいのはそのせいか?
●アメリカだってポルトガルのような値付けをしているが、わかりやすくないだけだ。
↑1週間前に値段をあげるんだよ。そうすると安売りに見える。
アメリカの盛り上がりは異常ですが、アメリカ以外ではそうたいして盛り上がっていないようですね。