アメリカ人が全力で肯定する「今すぐ中華料理店をオープンできるセット」
日本も含め、それぞれの国のお店が本場中国のお店と全く一緒かというと、何かしら違うものです。
アメリカでもアメリカならではの特色があり、「これを揃えれば今すぐ中華料理店が始められるセット」が紹介されていました。
Chinese Restaurant Starterpack
・キッコーマンの醤油さし。
・招き猫(日本文化だけど、なぜか必ず置いてある)。
・コカコーラのコップ(単なるプラスチックのコップのときもある)。
・安っぽいフォーク(横から見ると歯が曲がっている)。
・古いか、つぶれたフォーチューンクッキー。
・後ろの人とつながっている座席(後ろの人が押してくると自分の席が狭くなる)。
・湿って出てこない塩。
・狭い店内。
・親が働いているので毎日が子どもを職場に連れてきて良い日。
・太った男性&女性客が、全部(高いのでエビかカニ)のおかずを取っている。
・なぜか店内に失礼な客が1人はいる。
・にごった水槽。
これらが揃えば、もう誰がどう見ても立派な(アメリカで見かける)中華料理店なのだそうです。
日本の中華料理店とも雰囲気が異なりますが、アメリカ人にとっては、どこに行っても「あるある」と感じるスタンダードだそうです。
(ちなみにフォーチューンクッキーはアメリカの中華料理店独特の和菓子で、日系移民によって広まった説が有力だそうです)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●曲がったフォークと、背中で押し合うブース型の座席がポイントだな。
↑自分は、子ども&インテリア&メニューの見える左下の写真がツボだった。
↑いつも子どもが宿題してたりタブレットでマンガ見てたりするよな。
●地元の中華料理店の子どもが成長するのを見てきた。
今は里帰りすると、その子が注文を取ったり配達したりしているよ。まるで非公式の家族のような気分だ。
●両親が中華料理店を経営しているけど、だいたい合ってる。
●自分はもう行かないが、後ろに誰かが待って並んでいるというのに、なぜひとりで2〜3枚のお皿をカニの足でいっぱいにできるのか不思議だ。
↑彼らは大きな腹で考えるが、小さな脳では考えないんだよ。
↑最初にそんなに欲しがる理由もわからない。ビュッフェ形式はいろんな種類の料理が食べられるのがいいのに、なぜ1つを出来るだけたくさん食べたがるのかわからない。
元を取ろうってより、たくさん楽しみたいと思わないのだろうか。
●写真なしで小さな字で1000ほどのメニューがあれば完璧だな。
↑全てナンバーで注文。
↑こんな感じ。
チキン……c5
チキン&ビーフ……c6
チキン&ポーク……c7
チキン&エビ……c8
チキン&チキン……c9
●ニューヨークのテイクアウトな中華料理店は、子どもが宿題をしていること以外はかなり違うよ。
●忘れてるのは12歳児が電話で注文を取り、こっちの欲しいものを一つも理解してくれないこと。
↑子どもの英語は流暢だが、こっちのことは気にしちゃいない。
●これは中華料理店の説明ではなく、アメリカの中華料理店の説明だね。
●キッチンから怒鳴り声が聞こえてくることもだ。
↑レストランのキッチンで怒鳴っていないところはない。もし怒鳴っていないならそのレストランは死んでいる。
●じゃあ干支のテーブルマットがそこら中に置かれていることは?
↑ヘビ年
↑酉年
●実際に中華料理店のスターターセットがあるからね。だからすべてが似通ってるんだ。
アメリカでは特にこういう店内の感じになっているようではあります。
そういう意味では中国人が一番いろいろな海外の事情を知っているのでしょうね。