2018年01月04日 08:52

「この感覚、きっと自分だけだ…と思うことはある?」他人に理解してもらえないエピソードいろいろ

 

自分だけの感覚
人間は、好みも考え方も十人十色で、感覚だってそれぞれ違います。

海外掲示板に、
「もしかしてこの感覚って自分だけかも…と思うことがあれば教えてください」と質問の投稿がありました。

回答をご紹介します。

What's a sensation that you're unsure if other people experience?

●どう説明していいかわからないが、自分の耳の中で何かを曲げることができて、脳内で深いとどろくような音が作り出せる。

↑え? できない人がいるの?

●性欲のスイッチが入ると1度だけくしゃみをする。ソファに座っているときには、妻が顔を確認せずに「ノー」と拒否してくるほどだよ。

↑「性的に誘発されるくしゃみ」を説明するページがあった。
(英語:Sexually induced sneezing - Wikipedia

↑うちの猫は自分のヒザに座るとくしゃみをするんだけど……。

●視界に雪が見える患者の女性がいた。珍しい視覚障害で、常に雪の模様が他の視界と一緒に見える。彼女は人生のほとんどをそれが普通だと思って生活していたようで、日常生活に支障はなかったそうだ。

↑自分にもそれがあるよ。誰かにその説明をするのが非常に困難だ。

↑なんてこった。今、自分にもそれがあるのを知った。子どもの頃は自分には原子が見えるのだと思っていた。そして成長するとみんなもそうだと思っていて、ピクセルのようなものだと思っていた。暗いところではひどくなる。

●寝ようとすると、急に自分の手が大きくなったような気がして、体の大きさもおかしいと感じる。
不快なので電気をつけて、しばらく手を見てじっとしている。変だと思うけど、これしか説明のしようがない。

↑それは「不思議の国のアリス症候群」と呼ばれている。子どもに多いがそのうち消えていく。だが大人になっても症状がある人がいる。幸い特に害はない。

↑自分にも起こるけど、自分は統合失調症なので、何がノーマルなのかわからない。

●長く水分補給をしていないときに水を飲むと、あばら骨が洗われるような変な感覚がある。それ以外に説明しようがないんだけど、気持ちはいい。

●公共の場所で、誰かがその日のことや、その人の人生の何か特別なことについて話をしているとき、急に世界から切り離された圧倒されるような感覚に陥る。
そのときに思うのは、「たった1m先のこの人物の人生さえも、よく知らない」で、数秒はボーッとしてしまう。

↑全員が自分のストーリーの主人公だよ。

↑自分のストーリーの中でさえ、自分はわき役なんだけど……。

●妹と自分は「くすぐったい親指」と呼んでいることがある。
笑い過ぎたときに何かをつかもうとしても、親指に力が入らない感覚。さらに強く笑うと、その感覚が長く続く。

●不規則にやってくる全身の震えや、びくっとする症状。たいていストレスとか不快な状況が原因でそうなる。

●過去に行ったこともない場所なのに、妙に懐かしいノスタルジア(郷愁)を感じること。
誰かの家や知らない場所で、何か明確な感覚というか…、においでもなく、なんとなくの雰囲気?
全く知らない雰囲気なのに、同時に親しみを感じる。特に季節の変わり目は感覚が強くなる。若い頃のほうがもっとその感覚は強かった。たいていは、強風だったり夜明けや夕暮れのとき。

●寝ようとして目を閉じると、底知れない大きな物体が見える。形はいろいろだけど、だいたいは大きな球で、それはそれは大きくて圧倒されるほどで、でも目を閉じながら消すことができるようになった。

●そんなに頻繁に起こるわけじゃないけど、たまに自分の感覚からテンポが失われる。何かを言う、聞く、思うときに、なぜか速すぎたり遅すぎたり感じる。通常は5〜10分ほど続く。

●昼寝を長時間してしまい夜に起きると、深い悲しみに駆られる。他の時間では起きないけど、夜にはそれが起こる。

●甘いものを食べると両側のアゴの下が撃たれたように痛くなる。父親にも起きるので遺伝だと思う。

●横になっていると、全身が左右に速く揺れる感じがある。疲れてるときはなんとかコントロールができるけど、これがどういうのか誰もわかってくれない。

●まつ毛が痛む、特に毛根の部分が。歯が抜けそうでグラグラしているときの痛みに似ている。おそらく、実際にまつ毛が抜けそうになってるから痛い気がする。
まつ毛が違う方向を向いたり、よじれたりしている気分がするんだ。まだ同じ感覚になっている人に出会ったことはない。医者には目を頻繁に洗うように提案されて、少し減った気はするけど完全になくなったわけではない。


他人がピンとこない感覚を訴える人は大勢いるようで、ときどき同じ感覚の人が同意していました。

人間の五感とは不思議なものですね。

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