盗撮は1893年に存在していた…19歳のノルウェー青年が隠し撮りした当時の生々しい写真
現代はカメラの小型化が進み、隠し撮りも簡単になっていますが、なんと1890年代のノルウェーに隠し撮りを趣味とする青年がいました。
その人物は数学者として知られるカール・ストーマー氏。彼が19歳の頃、服の中に隠したカメラで、こっそり盗撮をしていたそうです。
“最初のパパラッチ”によって撮影された、19世紀の人々をご覧ください。
19-Year-Old Student Hides Spy Camera In His Clothing To Take Secret Street Photos In The 1890s
ストーマー氏がロイヤルフレデリック大学(現オスロ大学)に在学中の1893年に手に入れたカメラ“CP Stirn Concealed Vest”。
これをベストの下に入れ、ボタンホールからレンズを出していました。ズボンのポケットに開けた穴からヒモを引っ張ってシャッターを押していたとのことです。
7.
にっこり笑顔。何度も登場しているのでストーマー氏の知り合いのようです。
カメラ目線ではない、当時の素の雰囲気が伝わってくる貴重な資料となっています。
現代においては隠し撮りは問題がありますが、プライバシー権の薄かった時代のことなので、ご愛嬌ということで。