「もし足元の氷が割れて落ちたら、どうやって自力で這い上がればいい？」命を救うライフハック

凍り付いた河川や湖などの上を歩くと、氷が薄くて割れ、冷たい水の中にはまってしまう危険があります。

周囲の人が救助しようにも二重遭難のリスクがあり、誰もいなければ一刻も早く自力で這い上がる以外に命はありません。

では、氷が割れた落ちてしまった水の中からどうやって這い上がるのでしょうか。具体的な方法をご紹介します。

1.

表面の氷が割れて落ちると……。

2.

凍てつく水の冷たさにショック状態になります。

3.

真っ先にすることは、リラックスしてショックを和らげること。

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息をゆっくり吐くことでショックが通り過ぎるのを実感できます。

心が落ち着いたところで、ようやく自分を救出するための次の段階へ進むことができます。

5.

まず腕をこんな風に広げます。

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這い上がるためのポイントは、すぐに上に登ろうとするのではなく……。

8.

水中を蹴り、足を水面側に上げていきます。

9.

要はバタ足です。

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横から見たところ。

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どんどん蹴ることで前に推進力が生まれます。

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さらに蹴って前へ前へ。

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平らなところまで、少しずつ地道に進みます

14.

氷の厚そうなところで強度を確認。

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十分な固さを確認したら、四つん這いで安全な所まで移動。

要点をまとめると、
・深呼吸して冷たいショックを和らげる。
・氷の上で両手を広げる。
・バタ足で前へ進んでいく。

一番大切なのは落ちないことですし、必ず脱出できるとは限らないので過信は禁物ですが、この方法を知っていることで助かる（助けられる）確率は飛躍的に上がることでしょう。

説明のために、わざわざ2度も水の中に落ちて実践する男性もすごいですね。

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