カラスを教育してゴミのポイ捨てを解消…オランダで画期的なマシーンが開発中
カラスといえばゴミを漁るイヤな鳥として知られていますが、彼らを利用することで、むしろゴミをきれいにしようというアイデアがオランダで考案されました。
カラスをしつけて、ポイ捨てされたタバコの吸い殻を拾わせるというものです。
Crows pick up cigarette butts - YouTube
カラスを教育するマシーンは、タバコの吸い殻のポイ捨てに悩まされているオランダで考案されました。
まだ試作段階ですが、カラスの賢さを利用した自動トレーニングマシーンです。
しつけの仕組みは、まずは台にエサだけを置いてカラスを呼び寄せ、次にエサと吸い殻を並べます。
これを繰り返していくうちに、「ここに吸い殻を捨てれば、エサを食べられる」とカラスが学ぶ仕組み。
カラスは非常に賢い鳥なので、街の吸い殻やゴミをきれいにしてくれるのではと期待されています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●そうだ、カラスに100ドル紙幣を持ってくるように訓練する!
↑すでに誰かがやってたよ、でも100ドル紙幣じゃなかった、あらゆる紙幣だ。
↑ソースはある?
↑ソースは知らないが硬貨だったと思う。
↑ソースはTEDのトークからで、綿密な研究だったが、カラスに硬貨をスロットに落とさせることができずにプロジェクトは終わった。
↑そのカラスたちは忠誠心がないな。
●カラスは非常に賢いので、そのうちタバコの吸い殻のレプリカを生産し始めるのではないか。
↑あるいは吸い殻にヒモをつけてまた戻すんだ。
↑ありえそう。あいつらは賢すぎる。
↑ジョークじゃないよ。ヒモで吊った鳥のエサ台を、カラスがほどくのを見た。ほどいたというよりは、取れるまで突いたのだろうとは思うが。
↑自分もほどけないときは同じことをしてる。
↑カラスならやりかねないと思ってる。吸い殻以外に、他のものも入れて試すだろうしね。
↑いや、機械はだませないし、吸い殻はいくらでもあるだろうから、大丈夫だろう。
ただし、吸い殻やタバコを求めて、人にタバコをせがんだり、攻撃したり、盗んだりするかもしれない。
そしてタバコに似たものを盗み始めるかもしれない。
↑禁煙してまた吸い始めたけど、またやめようと思ってる自分としてはそれは気に入った。
●禁煙しようとしてる人を助けるね。吸おうと思っても盗まれて。
↑そうやって映画ができるんだな。
●ワシをスーパーバードに開発して、ポイ捨てする奴を見つけたら、そいつに糞をするように補助金を出すべきだ。
●これをサメやイルカに教えられる? エサをほうびにしてさ。
●他の生き物に、人間の悪癖を始末するためのトレーニング。すばらしいな。
賢いカラスのことだけに、副作用が生じる懸念はあるようです。
うまくいけば一石二鳥のアイデアではあるので、良い研究結果を期待したいところですね。