2018年02月12日 10:30

100年前のパーマ器具は今見ると恐るべきインパクト…当時の写真がこちら

 

100年前のパーマ00
パーマの歴史そのものは5000年前の古代エジプト(紀元前3000年)までさかのぼります。(濡れた土を髪に塗って天日干し)

化学反応を用いて、人工的に縮毛形成する美容技術が誕生したのは20世紀初頭で、実用化されたのは1920年のアメリカ。

いったい最初期のパーマ機材はどんなものだったのでしょうか。100年前の写真をご覧ください。

Perm - Wikipedia

100年前のパーマ01
こんなに大掛かり!

古さよりも、むしろSF映画のような未来感さえ漂いますが、こちらは1923年に製造されたパーマ用マシーンだそうです。

ドイツ人のカール・ネスラーが発明した「ネッスルウェーブ」と呼ばれるホウ砂と高熱による方式で、アメリカで実用化されると広く普及しました。

100年前のパーマ04
1920年代前半の写真。ケーブルの迫力に圧倒されます。

100年前のパーマ03
1934年の写真。サイボーグみたいなことに。

100年前のパーマ02
1934年の写真。機材はコンパクトになったものの、なかなかのインパクト。

ちなみに日本では1930年(昭和5年)ごろには輸入・商用利用されており、1935年(昭和10年)代には大流行しています。戦前の日本でもこうしたパーマ機材が導入されていたのですね。

オシャレの前には、手間やコストなどは大きな問題ではないようです。

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