100年前のパーマ器具は今見ると恐るべきインパクト…当時の写真がこちら
パーマの歴史そのものは5000年前の古代エジプト(紀元前3000年)までさかのぼります。(濡れた土を髪に塗って天日干し)
化学反応を用いて、人工的に縮毛形成する美容技術が誕生したのは20世紀初頭で、実用化されたのは1920年のアメリカ。
いったい最初期のパーマ機材はどんなものだったのでしょうか。100年前の写真をご覧ください。
古さよりも、むしろSF映画のような未来感さえ漂いますが、こちらは1923年に製造されたパーマ用マシーンだそうです。
ドイツ人のカール・ネスラーが発明した「ネッスルウェーブ」と呼ばれるホウ砂と高熱による方式で、アメリカで実用化されると広く普及しました。
1934年の写真。機材はコンパクトになったものの、なかなかのインパクト。
ちなみに日本では1930年(昭和5年)ごろには輸入・商用利用されており、1935年(昭和10年)代には大流行しています。戦前の日本でもこうしたパーマ機材が導入されていたのですね。
オシャレの前には、手間やコストなどは大きな問題ではないようです。