「うれしいけどつらい…」小学生から兵士に贈られたバレンタインカードがあまりにもシュール
アメリカの小学校では、米軍のイベントに合わせて、兵士に手書きの手紙やカードを贈る習慣があります。
戦地の兵士にとって、母国の子どもたちのメッセージは大きなはげみになるのだとか。
しかしながら、ある兵士は届いたバレンタインカードを見て、とても複雑な気持ちになったそうです。
その文面をご覧ください。
「親愛なる兵士さんへ
ぼくの名前はドノバンです。
ぼくはあなたにハッピーバレンタインカードをあげたいと思います。なぜなら、きっとあなたはもう家族に会えないので、だからぼくが気にかけていることを伝えたいと思いました。
心をこめて ドノバンより」
優しいんだかキツいんだかわからないバレンタインカード。
これをもらった兵士も「あ……ありがと……う……」と微妙な気持ちになったことでしょう。
子どものすることなので、素直に思ったことを書いただけなのでしょうが、なかなかこれはつらいものがあります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●典型的なドノバンだな。
●別の子どものバレンタインカード「パパとママは生きていてラッキーですね」
↑そういうメッセージの専門のスレッドはないの?
↑「意図しない脅し」というスレッドがあるよ。
●キツー。
●ドノバンは気持ちが入ってる。ドノバンは大失敗してるけどね。
●これは本当に贈られたの? 最初に推敲しないの? もしかしたらこれは学校で止まっていて贈られていないのかも。
↑こういうのをもし兵士が受け取ったら、ただ笑う内容のやつだと思うよ。
↑もしこれをオレが受け取ったら、めちゃくちゃ笑って、それから悲しくなる。
↑自分なら笑う。
そして悲しくなる。
そして鋼のような意志を持って勇気をふりしぼり、自分の部隊を率いて最後にヒーローのように敵に向かって最後の突進をする。
↑元兵士だが、こういうのを受け取るたびに笑ったよ。子どもたちはすばらしいよ。我々の士気を上げてくれた。
●とりあえず先生たちは前もって読んでくれると思うのだけどね。
↑読んだから下線を引いているんだよ。
↑イラクに派兵していたときは、子どもたちからこういう手紙をいっぱいもらったよ。たくさんのテロリストを殺してくれますようにとか、おかしかった。オレは空軍のIT部門だったんだけどね。
●「なんてこった、ドノバン?
心をこめて 兵士より」
●多分この瞬間に兵士たちは、仕事が危険だと自覚するんだ。
●きっとドノバンには、保険の営業マンのキャリアが約束されている。
●実際に、こういう手紙をいっぱい受けたよ。
手紙がひどい内容でも、実際は兵士たちを笑わせているとのことです。子どもたちの無邪気な心が、そのまま伝わるのでしょうね。