数枚の硬貨を「家宝」として大切に受け継ぐ一族…命を救ってくれた幸運アイテム
こちらは19世紀のベルギーとフランスで流通していた5フラン硬貨。
とある一家では、曽祖父の形見である数枚の5フラン硬貨を、家宝として大切に受け継いでいるとのこと。
なぜならその硬貨がなければ、曽祖父はおろか一族が存在していなかったという幸運アイテムなのだそうです。
My great-grandfather was shot in the chest by a German soldier during World War 1.
激しく破損しているのは、なんと弾痕!
第1次世界大戦に従軍したひいおじいちゃんがドイツ兵に撃たれ、胸のポケットに入れておいたこの硬貨によって命拾いしたのだそうです。
もしこの硬貨がなければ子ども、孫、ひ孫たちはこの世に存在してないわけで……。
幸運を呼ぶ家宝となっているのも納得ですね。
ちなみに、ひいおじいちゃんの口癖は「生きるために大金は必要ない」でした。
当時の価値は、1枚あたり今の150ドル(約1万6000円)だそうです。