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2018年03月20日 22:41

1100年前のヴァイキングの剣、トナカイハンターがノルウェーの山から発見…戦士はなぜこの地を訪れたのか

 

ヴァイキングの剣00
ノルウェーの標高1640メートルの山頂付近から、トナカイハンターが発見したヴァイキングの剣(西暦850〜950年)。

驚くほど保存状態が良好で、永久凍土が解けたことにより露出したとみられています。

This Viking sword was found by reindeer hunters at high altitude in the Mountains of Oppland County.

ヴァイキングの剣03
見つかったヴァイキングの剣。

ここまで保存状態の良好なものは極めて珍しく、貴重な発見なのだとか。

ヴァイキングの剣01
山があるのはノルウェー南部のLesja地区。

ヴァイキングの剣02
こちらが発見現場。


A Viking Sword from the High Mountains of Oppland - YouTube

ヴァイキングの剣04
グリップを覆う骨、木材、革などの有機物は、1000年余りの間に腐敗して失われました。

ヴァイキングの剣05
ほとんど刃こぼれしていない剣先。

ヴァイキングの剣07
柄の部分。

ヴァイキングの剣08
サイズはこのくらい。刀身だけで70〜80cmはありそう。

これほど保存状態がいいのは、氷や雪で覆われていたこと、寒さ、乾燥している環境などが挙げられています。

周辺に他の装飾品などは一切見当たりませんでした。

考古学者の推測では、1100年前に何らかの理由でこの地を訪れたヴァイキングの戦士が、吹雪の中を生き延びるために手放したのではないかとのこと。

戦士はきっとこの地で息絶えてしまったのだろうとも述べていますが、真相は想像するしかありません。

ヴァイキングの剣09
ちなみにこちらはヴァイキングの彫像。当時はこのくらい立派な柄や鞘だったのかもしれませんね。

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