有名ゲーム+有名ゲーム=面白い?2つのゲームを混ぜてみた結果…
人気のゲームが誕生すると、二匹目のドジョウを狙って似たようなゲームが次々と誕生するのは、今も昔も変わらないもの。その手のゲームは大抵の場合、元祖の評価を超えられないことがほとんどです。
では、人気ゲーム2つを合体させたら、本家を超える面白さになるのでしょうか。
そんな発想で誕生したかのようなゲームが人気を集めているようです。
「あのゲーム+あのゲーム」にしか見えない…!?『グラスマ』とは
そのタイトルがこちらの『グラフィティスマッシュ』。昨年秋にリリースされてからというもの、テレビCMを打っていないにも関わらず、ダウンロード数は瞬く間に350万を突破。かなりの人気を博しているようです。
ところが、そのゲーム画面を見てみると…
なんということでしょう、もう第一印象だけで、すでにあのゲームとあのゲームが融合してしまっているじゃないですか!
すでにゲーム歴35年の私の経験が「この手のゲームは地雷臭しかしない」とアラームを発しているのですが…しかし人気を博しているのもまた事実。
そこでどんなゲームに仕上がっているのか、少し遊んで確かめてみました。
遊んでみると…やっぱりあの引っ張りゲーム?
引っ張って、離して、ズバーン…第一印象はやっぱり、あのゲームのよう。ですが後発だけあって、グラフィックや動きはかなりよくできています。
味方キャラや敵に多く当たるよう狙う面白さは、まるでビリヤードみたいなキモチよさ。
ですが遊び進めていくと…某ゲームとは違うゲーム性が、徐々に現れて来ました。
「塗り」で広がるゲーム性…多くの相違点
「塗り」要素は一見すると、あのビッグタイトル的なゲーム性を想像してしまいますが、遊んでみると全然違っていました。
攻撃と同時に塗りつぶされるダンジョン。塗りの面積が多いといろいろなプラス効果が得られ、攻撃が有利に。叩くか塗るか悩む…!
塗りの中から現れるグラフィティを使うと、召喚獣の強力な攻撃が炸裂!キャラごとに必殺技的なスキルもあり、戦略が奥深い…!
さらに遠征やプレイヤー同士の対戦など、似ているように見えて、いろいろなところが違っているようです。
個性際立つ数多くのキャラクターたち
またキャラ(ハンター)についても、多くの相違点がありました。
キャラの育成要素はかなり多く、レベル上げ、覚醒、潜在解放に、強化可能な武器と付加能力をつけるマテリアと、育てがいがたっぷり。
キャラごとに固有能力が違い、得意とするダンジョンに合わせてたくさんのキャラを育てなきゃいけないけど、それがまた楽しい!
これは2ヶ月以上かけて育て上げた一番のオキニキャラ、イナリ。6000を超えるスピードの凄さは、やった人ならわかるはず。
…ハッ、お試しのはずが、気づけば2ヶ月以上もプレイしているっ!?
何度でも挑戦できる難関ダンジョンがアツい!
そしてグラスマをやり込むと、俄然面白くなって来るのが『絶級』『超級』の難関ダンジョン。
絶級・超級クラスは、覚醒したMAXレベルのキャラでも即ゲームオーバーが頻発。しかもコンティニュー不可なんて心が折れそうな鬼条件も…!?
でも「クリアしたらAP(スタミナ)消費」なんてダンジョンもあるので、再挑戦し放題。マルチで仲間を募ってしつこく挑むと…いよっしゃあぁぁ!!
気づけば暇さえあればダンジョンに挑むようになって…いかん、中毒化している…!
ぶっちゃけ、無課金でも楽しく遊べる?
さてさて、スマホゲーと言えば気になるのが課金ですよね。ゲームを進めてみたら課金の壁が…なんて事はよく聞きますが、グラスマはどんな感じなのでしょうか。
課金で買うのは、ガシャを引くためのロードジュエルがメイン。ですが、課金しなくてもチュートリアル終了時やチャレンジの報酬で獲得することが可能。ちなみに私はまだ、2ヶ月やってて一度も課金していません。
特定キャラの出現率が高いガシャもあるので、★4キャラもそんなに苦労せずにゲット!もう一度言いますが無課金です。
またキャラを強化する武器や武器に装備するマテリアは課金では入手できませんし、キャラによってはダンジョンをクリアしないと仲間にできないなど、意外と課金を求めて来ません。
もっと激しく課金を求められるかと身構えていただけに、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
2つのゲームを融合した結果は…かなり面白かった
さて、どんなゲームか試すつもりで始めたグラスマですが…気づけば総ログイン日数は79日目。20人もの★5キャラを育て上げ、気づけばすっかりハマってる…!
2つのゲームタイトルを融合して面白くなるの?という疑問から始めたグラスマですが、その面白さはまだ飽きないほど。元祖とは違うゲーム性へと昇華し、見事な面白さの融合を果たしていたようです。
2つのゲームからヒントを得て生まれた新しいゲーム性、アニメ+アメコミ風なデザインによる没入感の高いハイブリッドな世界観は、ジャンルこそ同じであれど、全くの別モノ。
もし手応えのあるゲームが好きなら、またかつてビリヤードに燃えた経験があるなら、挑戦してみるときっとハマりますよ!