「1〜10の中で好きな数字を1つ選んでくださいと尋ねた結果…」→大きな偏りが出る
Asking 100 people for a random number from 1 to 10
これはラッキーセブンの(欧米での)縁起の良さによるものでしょうか。
そのあと6、5と続きますが、意外にも1を選んだ人が少なかったこと。
母数100人では統計としては弱いと思いますが、少なくとも集団によっては偏りが生まれるようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●96人の回答と書いてあるが、4人は回答がなかったのかい?
↑(投稿者)7人なかったね。実際は103人に聞いている。
↑その7人には質問があまりに複雑すぎたんだ。
↑大規模なデータでやるといい。広く公共に向けてアンケートを出すんだ。100人の回答でも興味深いが、それが1万人や10万人規模になるとかなりクールである。
↑(投稿者)とても良いアイデアだけど、今やるとちょっと歪みが出そうなので、数か月後にやるようにリマインダーをつけておくよ。
●いいね。これを6〜7回ほど行って、個人と集団でどのように答えが変化するのかもいいと思う。
↑(投稿者)これを毎年しようと思っている。進化は見られるかも。
↑こういう研究がなかったっけ? ゲーム理論を説明するのによさそうに思う。
↑(投稿者)
これくらいしか見つけられなかった。
(Is 17 the “most random” number? – Cognitive Daily)
(1~20の中から数字を選ぶ、青が人間、水色がコンピューター)
↑おお、自分は1〜20の数字の中からランダムな数字を1つ選んでもらう非公式のアンケートを友人にしていて、17が頻出することをコメントとしようと思っていたが、現実のサイエンスに先取りされた。
↑最もランダムとはどういう意味なんだ。
↑こういう調査はいろいろな言語でされるべきだと思う。英語の7の「セブン」は英語じゃ2音節あるので目立つ。
↑それに7は文化的にラッキーナンバーである。
↑西洋ではね。中国では違う数字がポジティブな意味を持つ。
↑特に8だね。
●奇妙に感じたのは3を選んだ人が少ないこと。3も7と同じくらいラッキーだと思っていた。
↑自分も3を選んでいたのでこれには驚いた。
●自分の推理。
・1と10はランダムに選ぶには端っこすぎる、だから省く。
・偶数はランダムな感じがしない、だから省く。
・すると、3,7,9が残る。9はちょっと終わりに近すぎ、3は低すぎる。そこで7を選ぶ。
●数字にお金を付けるとどう変化するのか知りたい。
「私の背後に1〜10の中のランダムな数字を1つ隠し持っています。もしあなたがその数を当てれば5ドルあげます」
↑それは実際に良いアイデア。みんなお気に入りの数字を言う代わりに、深く考え出す。
↑逆にお気に入りの数字を言うだろう。10分の1のチャンスなんだから。
国ごとに幸運な数字、不吉な数字などの違いがあるので、言語や国ごとに差が出そうですね。