中世ヨーロッパの絵画に登場する「猫」は…微妙なものが多い!
ヨーロッパの絵画や彫刻は写実的なものが多い印象ですが、みんながみんな上手なわけではありません。
中世〜ルネサンス期に描かれた、個性的すぎる猫たちをご覧ください。
2.
不機嫌そうにリュートを奏でる猫。
15世紀のフランスの時祷書(装飾写本)より。
3.
目鼻立ちから、耳の位置まで、人間っぽい猫。
15世紀の写本より。
4.
悪巧みをたくらんでそうな猫の王様。
14世紀のスイス・チューリッヒの壁画より。
6.
猫は野獣だと思い出させる表情。
14世紀のドイツの本より。
10.
猫はかわいいですが、サルたちは何をしようとしているのか……。
以上12点。
作者の猫愛が足りないと感じる作品ばかりですが、何度も見ていると味わいが生まれてくるから不思議なものです。