「日本のペン12色セットを買ったら…赤だけメイド・イン・ジャパンじゃなかった!」→意外な理由が判明する
日本製の文房具は品ぞろえや品質に定評がありますが、ある外国人が“ぺんてる”の12色ペンを購入したところ、ある点に気がつきました。
なんと赤だけがメイド・イン・ジャパンではなかったのです。
1色だけ違うのも不思議ですが、それには理由がありました。
All of my pens are made in Japan except the red one.
きれいに並ぶカラーインクペン“エナージェル”の12色セット。
海外仕様なのですが、“Made In Japan”の表示がずらーっと並んでいます。
ところが赤だけ……。
ん?
なんと、“Made In Mexico”!
他の色は全て日本製なのに、なぜか赤だけがメキシコ製。
なぜなのでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します
●間違ってるかもしれないけど、おそらく赤い染料&着色料(食品添加物)はアリゾナ〜南米に生息する虫“コチニールカイガラムシ”から採取しているからだろう。
これらの赤ペンもその染料から作られているのだと思う。
●そのペンは左利きにとっては最高のペンだよ。
↑なぜ?
↑速乾性ジェルだからだ。他のジェルペンは全部手が汚れていく。
↑最高のペンをありがとう。(自分も左利き)
↑右利きだけど、自分も使ってるよ。リフィルは安いよ。
自分のも1つはメキシコ製だった。
●メキシコでは血が安いからな。
↑マジレスすると酸化して茶色になるから良い赤にならない。
●それは日本の国旗を描いたあと赤が不足するからだ。
●それとダークグリーンとピンク・パープルだけがバーコードの横に日本語が書いてある。
↑(投稿者)わお、気づかなかった!
↑もっとしっかり注目しないといけない。こういうことは重要である。
●その答えは、紅色染料であるコチニール色素は、メキシコが世界最大の生産地なんだ。
2年前にコチニール工場を訪ねたことがあるが、そこには巨大なサボテンの農場がある。コチニールカイガラムシの卵で覆われた「ネックレス」をそのサボテンにぶらさげる。それが育ってまた卵を産む。農場労働者(家族経営が多い)はその卵をつぶすことによって鮮やかな紅色を作り出す。それらは染料、化粧品、キャンディ、食料品など、いろいろなものに利用される。
↑それと福島の真横にあった、染料の巨大な製造工場が失われたらしい。
●福島での地震のあと、多くの自動車塗装の工場が翌年に利用できなかったのを覚えている。赤色もそのことに関係していると思う。
↑自分も同じことを考えていたよ。
↑ホンダは10か月ほど、黒と赤の車を作れなかった。(記憶があやふやだが、赤より先に青が戻ってきたように思う)
震災の被害も影響しているとのことです。
メキシコが大規模な赤い染料の生産地とは知りませんでしたが、赤いイメージは似合っているとの意見もありました。