2018年05月03日 21:33

「もう生きるのが辛い…」104歳の科学者が安楽死を求めてスイスへ…海外の反応

 

104歳の科学者が安楽死を求めてスイスへ
オーストラリア西部のパース在住のデビッド・グッドールさんは現在104歳。

現役の生態学者である彼は、安楽死を望み、その希望が叶って5月初旬にスイスへ向かうことが決まっています。

この件が知られるとオーストラリア国内では大きな議論を呼び起こしました。その理由は、彼が特に末期症状などの病気を患っていないためです。

Australia’s oldest scientist will fly to Switzerland in early May to end his life

世界的に安楽死・自殺ほう助を許可している国は少なく、合法な国であっても不治の病や末期症状を対象としたものがほとんどです。

ところが104歳のデイビッド・グッドールさんは、特に末期症状の病気を患っているわけではありません。

高齢により生活の質が著しく悪化していることを理由に、スイス・バーゼルにある「自殺をほう助するエージェンシー」に予約を申し込みました。

グッドールさんは「この年齢まで達してしまったことを後悔している。幸福ではないし、死を希望する。悲しいことはそれを妨げられることである」と述べています。

オーストラリアでは自殺ほう助が法的に認められていないことから、彼の希望を知ったグループがチャリティサイトを立ち上げ、ビジネスクラスの飛行機にアップグレードできるよう寄付を募り、17000ドル(約190万円)以上が集まりました。

彼は「尊厳を損なわれずに平和に死ぬことは誰にでも与えられるべき権利であり、そのために高齢の者が家を去り、地球の反対側まで行くことを強制されるべきではない」と主張し、オーストラリアでの合法化も訴えています。

この件に関する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

●100歳まで達したら、もうどんな薬でも許可してもらえるのかと思っていた。

●ペットが歳老いたら苦しまないようにそうするじゃないか、なぜ人間にはダメなんだ。

↑いろんな意味で、我々は高齢者よりペットのほうに良い処遇をしているな。

●100歳以上は、もう末期症状と同じと考えていいと思う。

↑我々はみんな末期症状だよ、期限の早い人がいるってだけで。

●倫理的なことはあまり触れないが、これはヨーロッパではたいてい合法なの? それとも特定の国だけ?

↑特定の国だけだよ。(例:スイス)

↑新しいタイプの観光だね。

↑帰ってこない場合は観光と呼ぶのか。

↑交通費と宿泊費・食事を払い、早めに到着すれば、健康あるいは医療観光と呼んでいいのではないか。

●前にドキュメンタリーで見たけど、筋萎縮性側索硬化症を患う男性が家族に別れを告げて、まだ自分の体をコントロールできるうちに、妻といっしょにスイスへ行った。
「自殺ツーリスト」と呼んでいた。とても興味深かった。

●Wikipediaによると、
2018年の3月から、安楽死はオランダ、ベルギー、コロンピア、ルクセンブルグ、カナダ、インドで合法。
自殺ほう助は、スイス、ドイツ、韓国、日本(※)、そしてアメリカ合衆国の特定の州(オレゴン、コロラド、ハワイ、バーモント、モンタナ、ワシントンDC、カリフォルニア)で合法。
(※追記:実際は日本では認められていないとのこと)
↑2つの違い。
安楽死は、誰かが死なせる行為を薬を与えたり注射をしたりして実行すること。
自殺ほう助は、本人に自殺を行うをツールを与えること。

↑まるでDIY自殺、6つのステップ、みたいな感じだな。

●スイスはいろいろな意味ですばらしいよ。
例えばドイツだと亡くなった親戚は無理矢理同じ墓に入れないといけない。それがスイスだと骨つぼを自分でキープして小さな聖堂を作ることができる。これが理由でスイスで母の墓を買うつもり。そして数年は母の遺灰を所有できる。

↑待て、ドイツでは遺灰を所有することが許されていないの?
それを友人や家族でまくとかダメなの?

↑ダメだね。1806年以来、法的にはダメだね。

↑それは全く理解できないね。

●スイス人だが安楽死は1980年くらいから合法になった。法律は厳密だし、ほとんどの議論は海外から来る人によって湧き上がる。

●大どんでん返し:彼はスイス行きの機内で睡眠中に亡くなる。

●その決断を支持するよ。
うちの父親は晩年の5年間はガンで苦しんだよ。もし許されるなら彼は安楽死を選択したと思うが、まだそれが議論段階の地域だったので不可能だったんだ。
5年も苦しまなくてはいけなかった。その間、極端な量の痛み止めの薬や療法を扱わなくてはいけなかった。
12〜17歳の間、父親が苦しむのを見てきて、2年前に亡くなった。父親がやっと痛みから解放されたことがうれしい。誰も家族が苦しんでいるところを見せられるべきではない。特に子どもにはね。自分は将来、苦しまないことを選択できる世界に住んでいることを望むよ。

●人生の終わりのオプションとして、安楽死を選べることは必要だ。
多くの病気が排除され、医療的に進歩し、もう脳と身体が行き詰ってきている。
うちの両親や叔父たちも、そんな風にフェイドアウトすることは望んでおらず、時が来たら薬を飲んで出航することを望んでいる。

↑多くの病気には答えもないしね。医師が手の施しようがない状況で、「頑張って生きてくれ、自分は健康だけど死を選ぶのは道徳的に間違ってるし、痛みとともに生きるべき」という主張は完全に間違っていると思う。

●彼の人生だから。彼のしたいように彼が捨てるのも自由。


簡単に答えの出せるテーマではないだけに、さまざまな議論や意見が続いていました。

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