「日本のバス会社が『運賃を受け取らないスト』を決行したそうだ」海外の反応
岡山県のバス会社(両備グループ)の労働組合が、競合他社の新規参入を国が認可したことに抗議するため、4月27日にストライキを実施しました。
その内容は、バスの運賃を無料にする「集改札スト」と呼ばれるもの。
客から運賃をもらわないこのストライキ手法に対し、海外掲示板が盛り上がっていました。
Bus drivers in Japan have taken to the streets in an unusual form of protest.
●日本人だけがストライキで仕事に行くんじゃないか?
↑ほとんどのヨーロッパのストライキも職場には現れるよ。休暇を取るわけではないというデモンストレーションのために。
●オーストラリアの小さな都市に住んでいるが、ここのバスの運転手たちも同じこと(集改札スト)をしているよ。
基本的にストライキがあると、法的には運転手たちが客に「支払うな」とは言えないので、客のほうで支払い場所か服装を見て判断しなければいけない。もし制服ではなくカジュアルな服装をしていたら支払わない。
↑ケアンズだね。自分もケアンズに住んでいて、その通り。
↑待って、バスが来るなら、もうケアンズ市民じゃないだろう。
(※ケアンズのバスがなかなか来ないことへの皮肉)
↑ケアンズのバスはいつも遅れるんだ。ただし自分が少し遅れたとき以外は、そのときに限って時刻通りに来るんだよ。
●フランスでは高速の料金所の人がストライキをすると、ゲートのバーを上げておいてくれる。
↑待って、フランスではまだ手動の料金所があるの?
↑手動と自動の両方あるよ。
↑オランダ警察がストライキをすると、小さな交通違反のチケットは切らないでくれる。代わりに車を停車させて、抗議内容についてのちらしを配る。
↑ストライキを止めないように支援してしまうな。
●それはすばらしいね。ただ不幸にも他の職種でうまくいくとは限らないが。
↑パイロットにこれをやってほしい。
↑シートベルトのサインをずっとオンにしたままとかなら可能じゃないかな。
●初めてUberが地元の都市に参入したとき、タクシー組合が自分たちのタクシーを破壊し始めた。混乱しただけで、まるで効果的ではなかった。
↑Uberへの不満から起きたタクシーストは、どれも何の意味もなかったが、それは絶対に最も愚かなやつだな。
●公共の交通機関では割と一般的だよ。公共を味方にしたいからね。
●一番いい方法は、公共の交通機関の重要さを見せつけることだな。清掃業者がストライキをしたときは全くのカオスになり、数日後には市民は市に対して怒りを見せていた。
●公共に不便を強いないで、雇用主の利益を減らす、良い方法だよ。
海外でも「集改札スト」が行われることは、それほど珍しいことではないとのこと。
日本の仕事をしすぎるイメージはすっかり定着しているようですね。