日本がアメリカの鉄鋼輸入制限に対抗措置…海外の反応
アメリカのトランプ政権が鉄鋼・アルミの輸入制限措置を3月に発動したことを受け、日本政府がWTO(世界貿易機関)に「対抗措置をとる」と通知しました。
貿易戦争になりかねない流れに対する、海外の反応をご紹介します。
発端は3月に、トランプ政権が安全保障上の脅威を理由として鉄鋼に25%、アルミに10%の追加関税を課す措置を発動したこと。
日本政府は同盟国である日本への適用除外を求めたものの実現しておらず、今回の通知はWTOの枠組みから働き掛けを強める方針とみられています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これってアニメに影響を及ぼす?
↑とても重要な質問だ。
↑もっと悪いよ、刀の値段が2倍になる。
●ねぇ、トランプが日本と中国が違う国だと理解していると100%言い切れる?
↑彼はHPV(子宮頸がんのウィルス)とHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の差を説明させていたくらいだから多分わからない。
●アメリカは大きな輸出入パートナーであるカナダ、EU、メキシコ、中国、日本と貿易戦争を始めた。そういう計画は天才だけが思いつく、安定した天才だけがね。
(参照:暴露本に「まぬけ」呼ばわりされたトランプ大統領が「自分は安定した天才」と反論)
↑勝っている!
↑ジョージ・W・ブッシュ元大統領も同じことをしたよ。2002年に輸入鉄鋼の関税引き上げ(Wikipedia)。
それにヨーロッパが反撃してアメリカ製品に関税をかけ、ブッシュは半年以内に取り下げることになった。トータル的な結果は、アメリカの失業という損失が生じた。
●まるで外国のエージェントに考えてもらったかのような政策だ。
↑もしかしたら経済的に勝利を目指していないのかもしれない。
●エンジニアだが、もし巨大な大きな鉄鋼の柱が必要になったらどこへ行くか。それはアメリカの鉄鋼業が扱っていないサイズだ。“Nucor Yamato(大和工業)”のWEBサイトだよ。日本製さ。
●なんてこった。必要もないのに敵に反感を抱かせる以上に愚かなことは、味方に反感を抱かせることだよ。
↑トランプはアメリカに味方がいるとは考えていない。全員が100%のアメリカを利用していて、かわいそうなアメリカだと思っている。
↑それは真実に一番近い。彼にとってはビジネスのコンクリートジャングルなんだ。彼は強くて交渉する権力のあるポジションにいると思っている。
そして他の国に利用されていると思っていて、それを変えたいと思っている。いろいろと醜くなっていくよ。
↑笑えるのはビジネスはそんな風に機能しないってこと。彼の信頼は怪しい財務官と発展途上国の不動産に寄せられている。評判は最悪で、やがて誰も一緒に仕事をしたくはなくなる。
↑その通り、ビジネスをしていれば誰かを踏みつけることもあるが、全員を踏みつけていれば、誰も一緒にビジネスをしてくれなくなる。
●トランプのやり方
1.敵の北朝鮮の反感を買う
2.味方の韓国の反感を買う
3.2つの国が統一を促す
まるでうまくいってない。
●我々はいつになったら勝てるのか。
●典型的な「友達の中に敵を作る」だな。
↑鉄鋼とアルミの関税率が、日本が1941年にアメリカに対して攻撃した理由じゃなかったっけ?
●日本、フランス、イギリスはここ70年は親しい同盟国なんだぞ。関税率を通して反感を買うのは賢明な決定ではない。
↑うーん、カナダ。
↑彼らをも怒らせてるよ。
●なぜ長い間の味方をわざわざ離すようなことをするんだ。
日本よ“I love you”、真面目に言ってる。お気に入りの国でお気に入りの人々がいる。アメリカ人は今でも友達だよ。
諸外国から反発を受けているトランプ大統領の経済政策ですが、アメリカ人からも批判的な意見が目立っていました。