ゴルフボールから排泄物まで…人類が月面に放置したままの15の遺留品
アポロ11号が人類初の有人月面着陸(1969年)を果たしてから来年で50年。
それから3年間で6度の月面着陸ミッションが行われ、アメリカ国旗5本を始め多くの物が月面に残されたままとのこと。
(※空気のない月では風化しないため、ほとんどの物が50年前と姿を変えていない)
15の遺留物をご紹介します。
image credit:NASA
1.
ゴルフボール:2個
アポロ14号の乗組員が月の重力下でゴルフを楽しんだときのもの。
2.
即席で作った投げ槍
同じくアポロ14号の乗組員がスポーツを楽しんだ。
7.
ハッセルブラッド社製カメラ
9.
家族写真
アポロ16号のチャールズ・デューク乗組員が置いてきたもの。紫外線により劣化している可能性あり。
10.
羽と金づち
空気抵抗がなければ、重さに関係なく同じ速度で落下するガリレオの法則を実験した。
11.
銅版と彫像
宇宙開発で命を落とした米ソ14名の宇宙飛行士の名前が刻まれている。
12.
ミシガン大学同窓会の月面支部の盾
アポロ15号の乗組員3人が母校が一緒だったことから。
13.
世界のリーダーのメッセージ入りシリコンディスク
エリザベス女王をはじめとした73人。初の月面着陸を果たしたアポロ11号。
14.
美術品
アンディ・ウォーホル(左上)など、世界の著名アーティストが小さなセラミックチップに描いたもの。アポロ12号の乗組員は持ち込むことを許可されなかったため密輸した。
15.
宇宙飛行士の日用品
せっけん、タオル、耳栓、爪切り、腕時計バンド、手袋、ブーツなど。
その他、月探査用の装置などは70を超えるとのこと。月から少しでも多くの物を持ち帰るために置いて行ったそうですが、いずれ回収する日は来るのでしょうか。
もし未来の考古学者や宇宙人が発掘したら、いろいろと頭を悩まされることになりそうです。