イギリスのとある「図書館」は学生が押し寄せるほど人気…夜になっても帰ろうとしない理由
イギリスのウェスト・ヨークシャー州リーズという町に、地元の学生たちに大人気のライブラリー、日本語で言うところの図書館があります。
連日大盛況どころか、夜になっても人が減る気配がないのだとか。
それには意外な理由がありました。
“LIBRARY”と書かれた、いかにも図書館らしい厳粛な趣きのある建物。
トイレはこんな感じ。もちろん、これが人気の秘密ではなく……。
なんと中身は英国パブ!
パブの店名が図書館だったのです。
バーテンダーのいるカウンター。壁に「ライブラリー」と表示されています。
リーズ大学を始めとした近隣の大学から10分ほどのところにあるため、学生たちは親と以下のような会話を交わすことになります。
「ちょっと図書館に行ってくるよ」“I'm going to the library.”
「あんた今、どこにいるの?」“Where are you now?”
「図書館だよ」“I'm in the library.”
「図書館へ行ってくる」と、いかにも勉強熱心な学生のように伝えることで、嘘をつくことなく飲みに行けるのです。
なるほど、夜になっても盛況なのは当然ですね。
リーズ大学は佳子さまの留学先としても知られている名門校ですが、学生たちのちょっとユニークな息抜きの場となっているとのことです。