「子どもを天才に育てることは可能か?」ハンガリーの心理学者が3人の娘で試す→驚きの結果に
ハンガリー人のラズロ・ポルガーさん(1946年生まれ)は、チェスの教師であり、教育心理学者でもありました。
学生の頃に「知能」に着目し、ソクラテスからアインシュタインまで、400人もの偉大な天才の伝記を読み、研究しました。
「天才」と呼ばれる人々の人生をひも解いていった結果、ある共通点に気づきました。全ての子どもが幼少の頃から徹底的な英才教育を受けていたのです。
普通の健康的な子どもであれば、教育によって特定分野の天才になれるのではないかと思った彼は、自分の子どもが生まれる前に準備に取り掛かりました。
その後、ポルガーさんは3人の娘を持ち、数学、外国語(エスペラント語、ドイツ語、ロシア語、英語)を学ばせ、各分野を熟考した上で最終的にチェスを選びました。
妻のクララさんが、チェスは客観的で評価しやすいことを理由に選択したそうです。
夫妻は、娘3人に4歳からチェスを教え、全員をチェスの天才に仕立て上げました。末娘のジュディスさんに至っては、史上最高の女流チェスプレイヤーと呼ばれるまでに登りつめたのです。
夫妻はどの科目を選んだとしても、熱心に幼少の頃から訓練したら同じ結果になったと結論付けています。
もちろん現代の視点から見ると疑問や反論の余地があるかと思います。遺伝で受け継がれた才能ではないのか、英才教育を受ける女流チェスプレイヤーの競争率がどのくらいなのかなど。
しかしながら、仮説を元に天才チェスプレイヤーに育て上げた実績は、感心するしかないでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●赤ちゃんや幼児を持つ親がこれを読んでパニックを起こしているに違いない。「うちの子にはどの分野をやらせよう?」
↑自分がそうだった。すぐに自分は今まで適当にやってきて、何もスキルがないことに気づいた。なので娘とサイクリングやハイキングや楽しいお出かけをすることにした。
↑子どもの頃、親はよく国立公園のハイキングに連れていってくれた。そんなにきついものではなく1日ハイキングで1〜8マイルくらいだったが、自分はよく不平を言った。(途中、エネルギーの薬と言ってM&M'sチョコをくれた)
今思い出すと、それが両親とした最良の思い出で、子どもとして楽しいチャレンジがたくさんあった。大きな岩に登ったりセコイアの木を見たりした。
そんな特別なことをしなくてもいいが、楽しいことを一緒にすると子どもは覚えている。今、両親は離婚してしまって、お互いに口も利かないが、かつては幸せな家庭だったと思い起こせる。
↑自分も試みたけど、子どもにとって正しいものを選べなかったようだ。
子どもたちは白紙ではない。必要なのは彼らが情熱的になれる一般的なスキルを教えてあげることで、自分と同じものに興味を持ってくれないことは残念ではある。
●分析する思考を持ち、他人にやさしく敬意を払い、学ぶことを愛し、自制心を持て。
●まさか自分は4歳のときにアル中になる訓練を受けていたとは知らなかった……。
↑ジュースの入ったコップから癖がスタートする……。
●ジュディス・ポルガー(末娘)は、それまでの世界チャンピオンの記録を破り、15歳と4か月でグランドマスターになった。そして1989年から2015年まで世界一の座にいた。のちにハンガリーの男性チームのヘッドコーチになった。
●絶対にうちの両親は、「後回しにする」ことを訓練したと思う。
↑なまけ者め、もう何も終わらせ……。
●なんてこった。うちに2歳児がいる、早く何かを考えねば。
ホッケープレイヤーでか、それとも知能的な分野か、どっちにしよう。
●父親は医者だけど、彼が言うには心理学者が自分の子どもを実験に使うのを禁止するべきだと言う。ほとんどの場合、子どもを台無しにするとね。
●思うに、彼は自分の子どもではなく他人の子どもを選んでするべきだったね。本当にその仮定が正しいなら、彼は平均的あるいはそれ以下の知能の両親の子どもを選ぶべき。
↑彼は実際にそれを試すため、3人の男の子を養子にしかけたそうだ。
●あるいは3人の娘が全員違う分野だったほうが、証明としてよかったと思うね。
興味深い結果ですが、誰でもそうなるという証明には無理があるようです。
一流のピアニストとして大成するには英才教育が必要ですが、英才教育を受けた人がみんな一流のピアニストになれるわけではありませんね。