「貿易戦争が勃発?」トランプ大統領に猛反発するEUやカナダの首脳…海外の反応
アメリカのトランプ政権が、EU、カナダ、メキシコに対して鉄鋼・アルミに追加関税を発動したのが6月1日。(日本・中国には3月1日に発動)
各国が強く批判していますが、特にフランスは「貿易戦争を避けられるのは(G7が開催される)1週間後まで」と強硬姿勢を隠そうともしていません。
6月8日(日本時間9日未明)からカナダ東部のシャルルボワで、G7サミットが開催されたところですが、すでにG6+1と呼ばれるほど激しい応酬が始まっているとのこと。
この件に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
France warns US it has one week to avoid trade war
●フランス人は思いやりを持っているが、残念なことにトランプは世界の貿易の破たんを望んでいるようだ。
↑そこはプーチンと置き換えるべき。トランプは言われたことをしているだけさ。
(※よくトランプ大統領はプーチン大統領の手先と揶揄されている)
●サミットが終わったら知らせてくれ。
●共和党(現政権)はビジネスのプロだと思っていたよ。なぜ今の時点でトランプに抵抗しないんだ?
↑共和党は、権力を民主党に明け渡すのが嫌だから、良いアイデアがあっても邪魔される(大統領批判をしない)。
↑アメリカが共和党と民主党の真っ二つに割れていて、お互いに憎んでさえなければ……。
●トランプはすでに貿易戦争にまわりを引きずり込んでいるような印象を受ける。
●我々は最も間抜けなタイムラインにいるんだ。
●フランスのやり方はもっとも間違ったトランプの説得方法だ。ますますトランプは意地になっていく。サミット開催地にはゴルフコースか何かないのか?
●アメリカにもフランスにも多くの失業者が出る。他人にもうまくやってもらいたい考えの自分には、この貿易戦争を望まない。
●大西洋を横断する同盟国同士よ、安らかに眠れ。1945-2018。
●ぷふ、誰がフランスの輸出品なんかいるって言うんだ。機械、交通設備、飛行機、プラスチック、化学薬品、鉄、スチール、消耗品、石油に車や乗り物。そんなに重要ではないものばかりだろ。(※皮肉)
↑物を輸入するには理由があるというのを忘れている。「製造していない」だったり、「こちらでは高い」だったりだ。特にフランスやドイツからの産業機械は「我々は製造していない」んだ。
●ロシアと中国は今起きていることを毎秒喜んでいるよ。バカが世界中に架かった橋を焼いてまわっていることが本当に悲しい。古い同盟も含めてね。
●つまり、しばらくはルノーとかプジョーを見なくなるってことだよな? なんてこった。
●「フランスは黙れ、脅しをかけてくる身分ではない」と言うトランプの返事が想像つく。
●小学校の教育を受けていたら、全世界に一度にケンカを売るのが悪いアイデアだと理解できないはずがない。
不公平を感じるなら、それぞれ考えればよい。だが関税率表を世界に向けて課すのはみんなに戦争を宣言したようなもんだ。そしてすでに負けたようなものだ。
相手国は対抗措置を取らざるを得ない。世界はひとりの男に世界貿易の独裁者をさせるわけにはいかない。戦争は終わったんだ。そして負けたんだ。なぜならトランプがバカだからだ。
●欧米の日々は終わったな……丘の向こうの影にね。
米国の孤立化を示唆するコメントばかりが目立っていました。
このまま貿易戦争が始まってしまうのか、G7の行く末が気になるところです。