2018年06月27日 13:00

「冥王星はもはや惑星ではなくなった…」という努力が見られる製品

 

冥王星の製品00
冥王星が準惑星に降格したのが2006年。

干支が1周した今、さすがに冥王星は太陽系の惑星ではないんだとの認識が、世間にも浸透してきたようです。

それを物語っている製品をご覧ください。

This new planet lights made a real effort to exclude Pluto from r/mildlyinteresting

お部屋に光る惑星を吊るす“3D PLANETS”という製品。

商品説明はこうなっていました。

・8つの光る惑星
・1つの光る冥王星
・粘着性パテ
・ひも25フィート(約7.6m)

冥王星の製品01
9つの惑星ではなく「8つの惑星」と「1つの冥王星」という内容説明。

小さくて格下げされたわりに、むしろ存在感が大きくなってないですか。

実際に吊るすとこんな感じ。
冥王星の製品02
冥王星の製品03
冥王星だけ色が違うので、惑星グループとは別物感がありますが、ひときわ目立っています。

冥王星の製品04
ちなみに実際の冥王星の大きさは月より小さいです。(右隣は衛星カロン)

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●少なくとも冥王星のための1行がある。冥王星は特別なんだ。

●むしろ逆だな。冥王星を外す努力というより、入れようとしている努力に思える。

↑そうだね、惑星じゃないのでそこに入れておく理由もない。我々の気持ちを汲み取ってくれたんだ。感謝するよ。

↑想像するに、テキスト部分を変えるほうが、アート部分を変えるよりずっと簡単なんだ。だがその我々の気持ちってほうが良い説明だな。

↑アートの変更は冥王星を作る材料を入れないことでカバーできると思う。

↑いつ製造されたかによるかもしれない。すでに何千も作ったあとだったのかもしれない。

↑そうだな。古いやつは「レトロ太陽系」と名前を変えるほうがいいかもしれない。

●太陽系から外したって、我々の心からは外せないんだ。

↑冥王星が発見されてから太陽系惑星から外されるまでの間に、まだ太陽を1周もしていないんだ。

↑そうだよ、その旅は我々の心の中で終わるまでだ。

●かつて惑星だったものは惑星でいいじゃないか。冥王星を戻してくれ。


たかが冥王星、されど冥王星。愛着を感じるとの意見が目立っていました。

しばらく忘れ去られることはないようです。

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(4)
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。