体の不自由なホームレス女性が亡くなる…所持品を確認すると1億円以上を持っていた
レバノンの首都ベイルートで、路上生活者の女性(52歳)が亡くなりました。
内戦で手足が不自由となった彼女は、路上で物乞いをして生活していたとのこと。
残された所持品を確認したところ、なんと1億円以上の資産があったのです。
The Case of Fatima Othman, The beggar who died a MILLIONAIRE
廃棄された車の中で息を引き取ったという、ファティマ・オスマンさん。死因は心臓まひ。
レバノン内戦(1975〜1990年)のときに手足の自由を失った彼女は、それ以来、路上で物乞いをして生活していました。
警察が彼女の所持品を確認すると、黒い2つのごみ袋の中にいっぱいの札束が。金額にして500万レバノンポンド(約36万円)。
これだけでも驚きですが、さらに通帳を確認すると……。
これほどの財産を持つに至った理由は、寄付金ではないかと推測されています。
なぜホームレス生活を続けたのかは不明ですが、他の生活のしかたを知らなかったか、もしくは興味がなかったのかもしれません。
警察は親族を探し出して葬儀を行う予定とのことです。