2018年06月28日 12:23

国連レポート「アメリカ人の4割が4万4000円の貯金すらなく4000万人が貧困」に対する海外の反応

 

アメリカ人の4割が4万4000円の貯金すらなく4000万人が貧困
世界最高の経済力と軍事力を持つアメリカ合衆国。多くの分野におけるグローバルリーダーであり、科学技術と革新に満ちた先進国ですが、同時に格差や医療費高騰など深刻な社会問題に悩まされています。

国連が発表した報告書によると、4000万人が貧困にあえぎ、国民の40%は400ドル(約4万4000円)の貯金もないとのことです。

'Ridiculous' for UN to analyze poverty in America. UN reports 40 million live in poverty in the USA and 40% of Americans don't have 400 USD in savings

報告書は最も裕福なはずの国の貧困問題や人権について、政治背景を理由に批判する内容となっています。

しかしながらニッキー・ヘイリー国連大使は「ばかげている」と述べ、国連の時間の無駄だと一蹴しています。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●そうだよ。アメリカ人だけど、400ドルの貯金はない。

↑オレも同じだよ。周りも全員給料ぎりぎりの暮らしをしているよ。貯金を持っている人なんかほとんどいない。

●きっと彼女(ニッキー・ヘイリー国連大使)のご近所さんは、みんな大丈夫なんだよ。「いったいみんな貧困って何を騒いでるの?」ってね。貧困な人が大志を抱けば裕福な家庭に生まれるんだよってね。

↑あるいは「ただ貧困をやめればいいのよ!」

●今の経済は間違いなく貧困層に不利である。
例えば銀行は5ドル借金を抱えると100ドルを請求してくる。しかも支払おうとしてから3度も。止める請求もできるがそれにも金がかかる。
昔のルールではそんなことはできなかった、言葉尻を変えられるまではね。1ドル単位の予算を考えていても、昔はミスをしても問題が起きなかった。
金持ちはそんなことは問題にならない。いつも口座に金があるから。だが金銭的に余裕がない人間は穴に落とすようになっている。それに追いつくまでに数か月かかる。するとまたミスが出やすく同じことが起こりやすい。

●40%ものアメリカ人が、たった400ドルの緊急費用を支払えないのは怖いと思う。

↑多くの緊急医療費は400ドル以上かかる。

↑そんな額では救急車も乗れないよ。
(参照:「もうこんな国いやだ…」アメリカで請求された恐ろしく高額な医療費14例

●国連の報告書のリンク(英語)
大要は2つあるが、全て読むことをお勧めする。
『アメリカは矛盾の硬直した国家である。世界で最も裕福な社会であり、各分野のグローバルリーダーでもある。テクノロジーやその他のものが革新した地域である。文明が進んだ社会で活気に満ちあふれ、洗練されている。高等教育のシステムは世界をリードしている。しかしその莫大な富と専門的技術(知識)は衝撃的なほど多くの国民の生活と対照的である。
約4000万人ほどが貧しい生活をしている。1850万人は極貧で、530万人は発展途上国の基準で完全な貧困状態で暮らしている。OECD(経済協力開発機構)では、最も貧困の若者が多い地域である。最も新生児の死亡率が高い。国民の平均寿命もその他の民主主義の国に比べて低い。根絶できる熱帯病が増加の傾向にある。そして世界で最も投獄率が高い。OECDの中でもっとも投票率は低く、肥満率が最も高い。
・欧米の中では最も収入格差が大きい。2017年12月に1兆5000億ドルの減税があったが、圧倒的に裕福層に有利で格差がさらにひどくなった。貧困の軽視と格差拡大を奨励しているのは明らかである。
2018年には世界の2208人の資産総額10億ドル(約1130億円)以上のビリオネアのうち25%を占めている。それと対照に多くのことを奪われたアメリカ人が存在する。解決策は無視され、この1年の政策と言えば、貧困層の保護を取り除くことを追求したもので、失業した者には罰を与え、基本的な市民権であるヘルスケアでさえ、稼いで何とかすべきことになっている』

↑悲しくなった。

↑そしてなんて正確なんだ。

↑いとこがオーストラリアから訪ねてきたんだが、20代が何万ドル(数百万円)も借金していることに驚いていた。自分はまだ学位はとれていないし、医者にもかかっていないが、その説明は極端に正確だね。

●530万人も発展途上国と同じ状況…。ひどいとは思っていたが、そこまでひどいとは思っていなかった……。

↑アメリカ人は「個人的に見たことがなければ、存在はしない」という態度をとる。人種問題、性問題、差別、貧困など、存在している。何千もの動画があったとしても、それでも人は現実を受け止めることを拒否する。

●この貧困に関する報告を、発見や情報として向き合うのではなく、ニッキー・ヘイリー国連大使が批判に値すると認識した事実も同様にばかげている。アメリカ国外から来たものをとにかく拒否するのは、トランプ政権の最も意味不明ないところだ。

●彼氏と一緒に暮らすためオーストラリアからアメリカに引っ越してきた。
オーストラリアでは最低時給が17.90ドル(約2000円)で生活しても、経済的にはいろいろと保障されていた。
引っ越してきてから2か月だけどものすごく落ち込んでいる。生活水準の低下は明らかで、そのことを書いている間に物乞いが小銭を求めてきた。本当にアメリカ人は好きで、悪気はないけどこの場所は大嫌い。
人々は少しの稼ぎのために一生懸命働かなければいけない。気分が悪くなるほど。彼氏をオーストラリアに引っぱっていって他の世界がどうなのか見せるつもり。無料のヘルスケア、無料の歯医者、無料の大学、給与をもらうまで支払わなくてもよい。

↑子どもの頃はアメリカに引っ越したいとずっと思っていた。だが毎年のように引っ越したくない場所に下がっていく。

●アメリカ人でデンマークに質素に暮らしている。多分デンマークの標準からすると自分は「貧困」だと思う。ところがアメリカの中流クラスの生活より、ずっと安心して暮らせている。アメリカではもっと稼いでいたが、ちょっとした問題があったら、もう全てを失う。もちろんデンマークでの生活も永遠に保証されてはないが、それでも社会的に融通の利く隙間がある。アメリカでは学生ローンにつぶされて、そこから成長する隙間がほとんどない。

●どういうのが貧困かを教えてやろう。貧困ってのは家に帰ったら、他の兄弟の教材を売り払って小銭をかき集め、スーパーへ行って最安値のノーブランド缶詰を1つ買い、まだ何も食べていない妹に与えることさ。母親はウェイトレスで支払い能力がないからな。
貧乏とは風呂で洗たくを手ですることで、そうしたら妹は汚れた服を着なくていいということだ。貧乏とは病気になったときに誰も面倒をみてくれないということ。それでも大丈夫なふりをする。どんなに痛くてもだ。
貧乏とは夢なんか持てないってこと。友人と時間を過ごせないということ。孤独になって考え方を見失うこと。最後には次に何がやってくるのかと疑問を抱く。そして静かにどうやって命を断とうかと考えること。なぜならもうそれ以上できないからだ。やるだけのことはやったんだ。もう最終地点なんだ。それ以上見せるものもないんだ。


このままではまずいと言われながらも、ますます広がるばかりの格差。この先どうなって行くのでしょうか。

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