外国人「成田空港のメッセージは英語と日本語で、それぞれ意味が違った…」
母国語に英語が併記してあるときは、通常は同じ意味の訳語になっています。
ところが、日本語を理解する外国人が成田空港の税関を通ったところ、メッセージの意味がそれぞれ違ったと海外掲示板に紹介していました。
In the Narita airport of Japan, while it says "welcome to Japan" in English, the Japanese text says "welcome back" from r/mildlyinteresting
日本語「お帰りなさい」
英語“Welcome to Japan”(日本へようこそ)
なるほど、言語によってねぎらいと歓迎の言葉を使い分けているわけですね。
他国の空港ではどうなのでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●もし日本語が読めたら、もうホームは日本なんだ。
↑日本語を読めるけど日本に住んでいないよ。
↑そういう意味ではない。日本語が読める人にとっては精神的なホームなんだ。
↑最も厳しい移民への基準があるんだと思っていた。
↑そうだね。壁ではなく堀を作っているね。
(※トランプ大統領がメキシコ国境に壁を作ろうとしていることから)
●よく見ると、メッセージの横にワイルドなポケモンがいる事実。
↑それはポケモンではない。
↑それはカスタム君だよ。
●日本に住んで感じるのは、ジャンルを問わずマスコットキャラがいると思わせること。
●日本を訪れてみたいよ。いや、1〜2年くらい住んでみたい。
●ロンドンのヒースロー空港のパスポートチェックでは昔は「お帰りなさい」“welcome home”と言ってくれたのだが、今ではスキャナを通すだけだ。人にチェックしてもらったとしても「お帰りなさい」はなくなった。
●昔はアイルランドのダブリン空港が好きだった。名前がアイルランド語なら「お帰りなさい」“failte abhaile”と言ってくれた。
しかしもうそれはないようだ。少なくとも自分は長いこと経験していない。
●自分は引っ越しが多いので実質的なホームカントリーがない。だけど今住んでいる国でお帰りなさいと書いてあったら、きっと感情的になってしまうな。
●今、ちょうど成田空港で飛行機を待ってるところだよ!
●海外からマレーシア(自分の国)にマレーシア航空で到着すると、こんな放送が流れるよ。
「全ての訪問者へ、マレーシアへようこそ。マレーシア人へ、お帰りなさい」
いつもあたたかい気持ちになるね。
●リーズ(イギリス)とデュッセルドルフ(ドイツ)の間を頻繁に行き来する。
ドイツの入国管理局はいつも穏やか。ところがリーズに着くと9割方は質問される。
「ここへ戻ってきた目的は何だ?」と。自分はイギリスのパスポートを持ったイギリス人だよ。
●チェコに住むアメリカ人だが、ニューヨークとカナダの国境から45分のところで育った。帰国するときは通常トロントに飛んで、そこからバスに乗る。
前回両親を訪ねたとき、国境で25分ほど「なぜカナダへ飛ぶのか」「なぜアメリカにもう住んでいないのか?」などを質問された。その間中、答えが気に食わなければ、アメリカに入国できないと脅されながらね。
ヨーロッパへ戻ったとき、アメリカのパスポートとチェコのビザを渡すと女性は笑顔で、「お帰りなさい」と言った。もう少しでチェコ国歌を歌い出しそうになったよ。
●ロシアの航空会社も同じ。ロシア語で「お帰りなさい」英語で「○○へようこそ」だ。
英語圏の国はいくつもあるので、こうした区別はしていないようですが、パスポートを見て「おかえりなさい」を伝えてくれるところもあるようです。
テロなどのセキュリティ事情があるにしろ、入国管理が厳しいと母国愛が薄れるという意見は結構見受けられました。