バーテンダーに質問、注文するお酒でどんな客かわかる?」本職の回答いろいろ
お酒の頼みかたに個性が出るのか、注文するお酒ごとに決まったタイプというのはあるようです。
「バーテンダーに質問、ドリンク別の客のキャラクターを教えて」
海外掲示板のこの質問に対する回答をご紹介します。
Bartenders of reddit : what are the stereotypes that come with specific drinks people order ?
●「イエーガーボム」
いち早くぶっ飛びたい学生が頼んでくるね。
(ドイツのカクテル。アルコール度数は35度。56種のハーブが使われ養命酒的な存在)
●「ピニャ・コラーダ」
イメージより味を気にする人だな。そしてカリブ海にいたい人。
(ラムをベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクを砕いた氷と一緒にシェイクして作る)
●「ポルノスター・マティーニ」
自分はそのあとはうるさくていやなやつになる。そして5杯飲んだあとは、吐いたものもネオン・オレンジである。
(パッション フルーツ、ウォッカ、リキュール、バニラ シロップ、シャンパン、ライム ジュース)
↑自分は個人的な恨みがそのドリンクにある。客が5杯飲んでワインのバケツにオレンジ色に吐いていた。そしてそいつの夫がそのバケツを渡そうとするので、自分でトイレに捨てるように伝えると、男性トイレの便器に捨てて詰まらせていた。
誕生日か何か知らないが、ジェシカよ、バーを出てくれ。
↑自分が触らないドリンクだな。
●「ホワイト・ルシアン」
首までヒゲがある中折れ帽子をかぶったやつが10杯も頼んでいたが、それを白人くださいと言っては自分でくすっと笑って喜んでいた。
(ウォッカをベースにしたコーヒー・リキュール。生クリームで作るカクテル)
↑10杯だって? なんてこった。2570カロリー&1ポンド(約450g)の砂糖だ。それと二日酔い……。
●「マンハッタン」
ニューヨークにいる間に目新しさからマンハッタンを頼む人は、それがほとんどバーボンだと知らず、これは強すぎると言ってくる。
(ウィスキー、スイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズ)
●自分の経験からだが、バドライト、ミラーライト、バドワイザーをバーボンかウィスキーのショットと一緒に頼む人は、肉体労働をしている人が多いと思う。年配の女性ならウォッカと水かトニックか炭酸、若い女性だとウォッカとクランベリーか甘いドリンクとのミックス。若い男性はクラフトビール。そして21歳になりたての人はわかる。甘いいろいろな複雑なショットで、派手な名前のついたものを頼んでくるからね。パーティをしたい年配女性はマルガリータから頼む。自分は週末のショットとビールのところで働いているので、バラエティさはそれほどない。
●男が入ってきて、サングラスを頭の後ろにやったらこう言う。
「バドライトをどうぞ」
●混ぜるのではなくシェイクする「マティーニ」を頼むやつは、酒のことを何も知らないバカ。
●ダブルブランデーとコーラなら、おそらく南ア出身者。
●オレはビールが欲しいだけだ。それはどういう意味になるんだ。
↑メンテのかからない客。
地域差などもあると思うので、どんな人がどんなカクテルを頼んでいるのか、観察してみるのは面白そうですね。