「この点字は…史上最悪のデザインだと思わないか?」とある部屋番号の表示
Braille numbering on a bumpy surface. from r/CrappyDesign
なんとでこぼこの壁に点字!
「#309」と数字を表現しているのですが、点字を指で感じ取る表面としてはあまりにも不親切な気がしますね。
これではあってないようなもの。まともに読み取れるか大いに疑問が残るところです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「よし、オレはアパートの526278373528495309号室にいるんだな」
↑まるでそれはヒルベルトの無限ホテルにいるようだな。
(ヒルベルトの無限ホテルのパラドックス - Wikipedia
集合論で無限集合を認めると、有限集合の場合と全く違った奇妙な事態が起こることを示すパラドックスで、ダフィット・ヒルベルトによって示された。論理的・数学的には正しいが、直観に反するという意味でのパラドックスである。)
↑そこのホテルで予約しようとしたことある?
いつも空き部屋はあるんだが、都合がいい時間はないんだ。
↑そのパラドックスを聞いたことがなかったが、誰かこれをわかりやすく説明してくれない?
この「パラドックス」は無限ホテルが「満室」でも、今宿泊している客を1部屋ずつ動かすことによって、さらに客を泊められるということらしいのだが、いったい無限ホテルがなぜ満室になるんだ? 宿泊客の部屋を番号を1つ大きな部屋(n+1)へそれぞれ動かせるなら、新しい客を一番大きな数字の部屋にあてがえばいいのではないのか。パラドックスが全くわからない。
(追記)いろいろ回答をありがとう。ちょっとわかった気がするよ。無限の部屋があって「満室」ということは、無限の客がいるということで、最後の客がいないことにはならないからだな。できることは部屋の全体の数の順番を変えることくらいで、それにより1つ空き部屋を作るということだな。
●これは究極のワードサーチだな。
●ようやく視覚障害者にも、われわれが画像認証(「私はロボットではありません」など)を読み解く苦労がわかるというものだ。
↑おーまいがっ、彼らはどうしているんだ?
今まで考えたこともなかったが、視覚障害者はほとんど音声描写アプリを持っている。だが今どきのコンピューターはそれらの画像認証を読めるべきではないのではない?
↑たいていは音声認識の認証が利用できる。
●まるでパズルの「この文字の中から10ワード見つけなさい」というのに相当するな。
●いちおう点字部分は色を変えてあるから、ちゃんと読めるんじゃないかな。
↑そんな皮肉を言わなくちゃいけないってことが悲しいな。
●きっとほかのでこぼこより金属の点字は冷たいんじゃないかな。ひどいデザインだがなんとか読めるかもしれない。
↑(投稿者)実際はプラスチックか合成樹脂だったよ。点字のことは何もわからないが、自分が触った限りではでこぼことの差がわからなかった。
↑これは点字を読むのが得意な人でも困難だと思う。視覚障害者の点字の教師をしているけど、これは指では読めない。
●「Gkctixtidtjsisugkdkyx309gziydjtxyjztksyxiycukxjyxjtzk」
●いや、これはまじめに障害を持つアメリカの法律に触れているよ。点字を設置する仕事に携わっているが、距離、高さ要素、点字ではない文字のフォント、サイズ、表面など、かなりたくさんのガイドラインがある。誰かが失敗しているね。
せっかくバリアフリーを導入しても、役に立たないのでは意味がありませんね。