2018年08月15日 12:45

質屋で新人店員がバイオリンを5500円で買い取り→2800万円の名器だった

 

質入れされたバイオリン00
「質屋」の買い取り価格は、基本的に店員の言い値なので、買い叩かれてしまうこともあります。

アメリカ・マサチューセッツ州の質屋にバイオリンが持ち込まれ、50ドル(約5500円)の値段で買い取られました。

しかし担当した店員が新人だったため、そのバイオリンの本当の価値に気付いていませんでした。なんと25万ドル(約2800万円)は下らない名器であることが判明したのです。

Pawn shop buys violin for $50, finds out it's worth $250,000

バイオリンは由緒あるフェルディナンド・ガリアーノで1759年に制作されたもの。弓だけでも16000〜18000ドル(約180〜200万円)の価値があるのだとか。

質入れした人物もその価値を知らなかったわけですが、それも当然、持ち込んだのは泥棒で、家宅侵入によって手に入れた盗品だったのです。

その後、バイオリンは本来のオーナーの元に返却されたとのことです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●ニュースでは「今後は従業員に、バイオリンを持ちこんだ客には、それが本人の所有物かどうか演奏してもらうことにする」と伝えているが、それでうまくいくとは思えない。

↑楽器の所有者は弾けなくてもいいだろうしね。父親のトランペットをずっと持っているけど、できることは短い変なノイズを出すくらいだ。

↑逆もあるよね、弾き方を知ってて盗品を売るやつもいるだろう。

↑弾ける人なら価値も知ってるだろうけどね。

●有名なストラディバリウスがバイオリン奏者によって盗まれた事件があったが、全くばれなかったんだ。理由はオーナーの友人だったからで、盗んだ人物が亡くなってから妻が金庫で見つけた。そのショックはすごかったと思う。

●25万ドルもするなら、少なくともメリーさんの羊くらいは練習する。

●「バイオリンのことを知ってる友人に電話させてくれ」

↑「これなら2.5ドルだな」

↑「あるいは現金で2ドル」

↑「ここはゲーム屋?」

●マサチューセッツ州の法律では、質屋は買ったものをその地域の警察に届ける義務がある。その品はサマーヴィルの住宅から盗まれ、サマーヴィルの質屋に売られた。そこでサマーヴィルの警察に届けられたんだが、質屋はそれがそんな価値があるものだとは知らなかったはずだよ。

↑その通り、みんな質屋は本当の価値を知っていたと言うが、知ってたら買わないよ。むしろ質屋は被害者だね。自転車が盗まれたときに聞いたんだが、ほとんどの自転車は盗品なのでどの質屋も自転車は買わないと言っていた。


地元の質屋は盗品が売られやすいので、警察に連絡が行く仕組みになっているとのことです。

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