「ちょっと笑顔になったストーリーを話すよ…ドアを開けたらお隣の妊婦さんが立っていた」
今日の19時ごろ、ドアのノック音が聴こえたので、ドアを開けるとお隣の妊婦さんだった(おそらく7〜8か月目くらい)。
彼女は小さなお皿を持っていて、恥ずかしそうな声で「何かはわからないのだけど……、よろしければ今あなたが料理していているものを、おすそ分けしてもらえるとうれしいのだけれど」と尋ねてきた。
あまりに香りが良かったからだそうだ。たしか妊婦は特定の食べ物を強烈に欲するというから、もうたまらなく我慢できなくなったのだと思う。
お互いをよく知らないのもあって、彼女はそのお願いを恥ずかしそうにして、とてもバツが悪そうに何度も謝ってきた。
自分は笑って「大丈夫ですよ」と伝えた。オリーブオイル、ガーリック、ハラペーニョ、さらにいくつかのスパイスが入っている母国の伝統料理を調理していた。香りはとてもよかったと思う。
夕食をおすそ分けしてあげると彼女は帰っていった。彼女が帰る姿は、まるで狩りに成功してハッピーな小さなペンギンのようだった。
それを見て自分もとても幸せな気持ちになった。満面の笑みを浮かべながら自分の夕食を食べた。
なんて、ほのぼのする話でしょう!
ささやかな日常の話ではありますが、大勢がこのエピソードを称賛していました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なんて両者にとって健全な体験なのだろう。
その妊婦さんは、絶対にそのことを忘れないと思う。うちの妻が最初の子どもを妊娠したとき、それはそれは大きなお腹で簡単に動けないほどだった。そのとき毎日ジョギングをしている高齢(80代くらい)のすばらしいお隣さんがいて、必ずうちに寄って、地元のガソリンスタンドからチョコレートバーを持ってきてくれた。妻も僕もそのヒーローのことはいまだに忘れていないよ。
↑私が妊娠しているとき(その息子はもう5歳)はまだ学生で、とてもお腹を減らしていた。ある時よく知らないクラスメートがドリトスを買っていた。とにかくおいしそうだったので多分よだれでも出ていたんじゃないかと思う。
彼はこっちを見ると、何か食べるものはあるのかと聞いてきた。私は「大丈夫、学校が終わってから食べるから」と伝えると、「僕こそが学校が終わってから食べるべきで、君のほうが必要だよ」言って渡してくれた。彼がしてくれたことを今でも忘れていない。
●それから彼女はシャツから器を出して、こう言うんだ。
「おかわり」
↑「それから、もっとおかわり」
●読んだ直後は「なんて異様なんだ。自分なら気味が悪くなる」だった。
それからよく考えて、もしお隣さんがドアをノックしてきて、料理のにおいがあまりに良いので少し分けてほしいと言ってきたら、やっぱりあげると思う。独り暮らしでいつも多く作って残ってしまうのでそうする。
↑ついでに誇りに思うよ。
●妊婦はペンギンのようにヨチヨチ歩きになってしまうしね。
↑キュート。
●いったい何の料理だったんだろう。
↑「オリーブオイル、ガーリック、ハラペーニョ、さらにいくつかのスパイスが入っている母国の伝統料理」だよ。
●ある晩に料理しているとき、うちの妻も同じことをした。それにしてもお隣の料理が気になるね、レシピが欲しいよ。
●なんて優しい人なの!
私が妊娠していたとき、もうそれはそれはたまらなく何かが欲しくなることがあって、あまりに強烈すぎてつらかった。体が心底求めている感じだった。間違いなく彼女はあなたの親切に感謝していると思う。
知らない隣人に食事のおすそ分けをしてもらうほどなのだから、よほど体が欲したのでしょうね。
投稿者のすてきな人柄も伝わってきます。