イギリスの平均寿命の伸びがついに止まる…1982年以来初めて
日本の平均寿命は戦後伸び続けており、厚労省によると2018年の0歳の男児は「81.09歳」、女児は「87.26歳」とのことです。(男性3位、女性2位)
先進国は基本的に右肩上がりなのですが、イギリスの平均寿命の伸びが1982年以来、初めて止まったとのことです。
Life expectancy in UK stalls for first time on record
(※平均寿命は、その年に生まれた人が何年生きられるかの期待値)
イギリス国家統計局によると、イギリス全体では、2015〜17年生まれの女児の平均寿命は「82.9歳」、男児は「79.2歳」で2014〜16年と変わらず。
さらにスコットランドとウェールズでは0.1歳短縮に転じたとのことです。
専門家はこの結果に対し、「貧困や公共サービスへの歳出削減が平均寿命に悪影響を及ぼしている」との見解を示しています。
右肩上がりだった先進国の平均寿命ですが、一時的なものなのか、変化の兆しなのか気になるところです。