ギリシャが肥満の観光客をロバに乗せることを禁止…100kgを超えていたらダメ
ロバは小柄なわりに強健で力強く、古来より荷物の運搬や乗用の家畜として重宝されてきました。
しかし近年の観光客の肥満化によってロバたちの負荷が大きくなり、動物虐待の声が上がっていたそうです。
そのためギリシャ当局は、肥満の観光客がロバに乗ることを禁止にすると発表しました。
Greece bans obese tourists from riding on donkeys
事の発端は、観光地で撮影された写真がネット上に出回るようになったこと。ロバたちが肥満の人々を乗せて細い階段を登る様子が虐待であると、動物愛護団体などから批判の声が上がりました。
過度な重労働を強いられ、休憩も水もなく毎日長時間に渡って酷使されることから、背骨を損傷するロバもいたとのこと。
こうした苦情を受けて、ギリシャの農村開発省ではロバの体重の5分の1にあたる100kg以上の人々を乗せることを禁止する規制を発表しました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●グランドキャニオンでも肥満の人々をロバに乗せることは禁止されているよ。これはどこでも適用されるべき。
↑それは肥満の人だけに限られるべきじゃないね。BMIの標準では自分は肥満だが、100kgよりはかなり軽い。195cmで100kgあっても肥満ではない。なので肥満かどうかより、単純な重量制限にすべき。
↑自分も同じことを思っていた。遊園地の安全基準などのように、体重制限を課すほうがよい。
↑そうなっているよ。ロバの体重の5分の1を超えてはいけないとね。
●とても大きな観光客のために、とても大きなロバは見つけられるのかな。
↑2匹使うといい。
●そもそも太っていてロバに乗っている写真が、掲示板に出回ることを想像してみよう。
●自分は太ってないが、念願かなってロバに乗ってみたらすぐに後悔した。かわいそうなロバは、とても疲れて汗をかいていた。二度と乗るつもりはない。
↑すでに1日中、肥満の人々を乗せていたんだ、誰だって疲れるよ。
●ギリシャのロバ乗りをキャンセルしたよ。
●いいことだね。ロバを働かせるのはいいが限界を超える必要はない。仕事は苦しみであるべきではない。
●ドバイも、かわいそうなラクダのためにこれを適用すべき。
↑その通り。
Fat Man on Camel!! - YouTube
肥満が社会問題化しているアメリカではすでに実施されている地域もあるとのこと。体重が平均より大幅に超えているのなら、ルールがなくても自重してほしいところではあります。