2018年10月21日 14:12

「今どきのアメリカン・ドリームってのはこういうこと…」あるノーベル賞受賞者の現実がつらい

 

アメリカンドリームの究極
アメリカン・ドリームという言葉の意味するところも、時代とともに少しずつ変わってきているのかもしれません。

ノーベル賞を受賞した男性にまつわるツイートが、ある意味で「究極のアメリカン・ドリーム」だと話題を呼んでいました。

Capitalism will kill you

@APWestRegion
「物理学者で亜原子粒子を研究していたレオン・レーダーマン氏は96歳で亡くなったが、医療費を払うために自分のノーベル賞(メダル)をオークションに出品して76万5000ドル(約8600万円)で売り払った」

@SeanMerriam
「ああそうだよ、アメリカンドリームとは……ノーベル賞を受賞して、自分の医療費を払うために、それを売らなければならないんだ」

医療費が異常に高騰しているアメリカの悲しい現状を表しているわけです。

ちなみに盲腸の手術だけで100万円以上を請求されることもあるのだとか。
(参照:「盲腸の請求書を見てぶったまげた…」アメリカ人のありえない医療費に対する海外の反応:らばQ

皮肉が効きすぎですね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●助けて、この国ではとても医療費が払えない。

●もし彼がノーベル化学賞だったらメタンフェタミン帝国(覚せい剤)を作って医療費が払えたんだ。

●亡くなった理由は96歳だったことだと思うけどね。

↑そうだね。ただし医療費を支払ってなければかなり重荷にはなっていたとは思う。
自分は大きな価値のある物を所持していて医療費にまみれて死んでいくなら同じことをしたと思う。家族に借金を残さないようにね。

●いったいだれがノーベル賞を買うんだろう、こんな感じなのかな?
「ノーベル賞を持っているんだ」
「わお、どの部門で?」
「さぁ、亡くなりそうな男性から買ったんだ」

↑きっと暖炉の上でニコラス・ケイジのアカデミー賞の横に並べているんだ。

↑おお、いったい誰がそんなものを買ったんだ?

●購入した人は医療費を支払えるようにその値段にしたんだと思うよ。

●でも資本主義は革新を与えたよね?

●ニュースの内容を見ると「医療費を支払う助け」となっている。まるですべての医療費はカバーできてないかのようだった。アメリカの医療システムは壊れている。

●ノーベル賞では確か授賞者に100万ドルくらい支払われなかったっけ?
そう記憶しているが真実かどうかは知らない。

↑確か研究に行くべきとされている。そしてそうでなければうまく投資しなければそれほど長くは続かない。

●間違ってなければ、彼は認知症で家族がそのケアのために支払い続けなければならなかった。


医療崩壊が叫ばれるアメリカだけに、多くの皮肉や批判が書き込まれていました。ノーベル賞を手放さなければならない状況は寂しいものがありますね。

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