現代人が1890年代のアメリカで暮らしてみると…?命がいくつあっても足りなかった
自動車やスマホ、インターネットなど、数々の文明の利器が当たり前の現代。
そんな現代に生きる私達が、もしも100年以上前のアメリカで暮らすことになったら、まともに生きていけるのでしょうか。
現代とはあまりにも違いすぎる、当時の暮らしをご覧ください。
1890年代アメリカをリアルに再現した、レッド・デッド・リデンプション2の世界
1890年代アメリカ当時の生活を体験してみた舞台は、今話題の『レッド・デッド・リデンプション2』(以降RDR2)の世界。
知らない人のために説明しておくと、RDR2は10月26日に発売されたばかりの、1890年代アメリカをモデルにした、オープンワールド型クライムアクションゲーム。制作したのはあの、グランド・セフト・オートを手掛けるロックスター・ゲームス。
ちなみにこのRDR2、ファミ通のクロスレビューでは39点をという高評価を叩き出し、世界中のメディアで最高の評価を得た本作は、発売から3日で、エンターテイメント作品として史上最高となる820億円を売り上げたそう。
さすがロックスター・ゲームス、もはやスケールが違いすぎる…!
このタイトル、プレイしてみると大自然や動物、当時の町並み、人々の暮らしや争いがとにかくリアル。
また広大なオープンワールドはただ広いだけじゃなく、地域ごとの景観や街並み、寒暖差、生態系まで多種多様に作りこまれていて、その世界でどう生きていくかはプレイヤーの自由。
そこで前々から気になっていた、私が生まれるはるか前の時代の生活が今とどれほど違うのか、当時の住民になりきって過ごしてみました。
いろいろとワイルドすぎる…1890年代アメリカの暮らし
集落と言っても、本当にただ人が集まっただけで、電気も水道もなく、寝泊まりするのは簡易的なテント。ワイルドすぎる…!
当然のことながら冷蔵庫もないので、フレッシュなお肉はその度に狩りで調達。
リアルに再現された動物は逃げ足も早く、なかなか仕留められない…!
現代と比べるとあまりにもワイルドすぎる暮らしですが、達成感は今以上。狩猟で生きていくって楽しい…!
お腹をすかせた仲間のために、さらに狩りを続けていると…あっ!?
ととととりあえず誰にも見られていうちに逃げ…
すまない…仲間のためにも今ここで捕まるわけにはいかないんだ…!
暮らしにも慣れてきたので、ちょっと近くの街まで…あっ、ぶつかっちゃったすいません!
いやあ薄暗くてよく見えなかったので…ええっ、指名手配されてる!?
この時代は治安が悪いのかと思っていましたが、ぶつかっただけでこんな目に合うなんて、むしろ今より治安がいいのかもしれない…?
やんちゃして留置所に入れられた仲間を強引に助けたら…ヒエエェェ!!
仲間と共に狩り場で餌を仕掛けて待ってみると…
この後美味しく食べられてしまいました。
テキサスホールデム(ポーカー)をやってみると…あれ、なにこれ楽しい…!
思わず時間を忘れてしまう、大自然の旅が楽しい
ちなみに私の一番の楽しみは、愛馬との旅。美しすぎる景色に癒やされる…!
知らない土地を旅して少しずつマップを広げているものの、オープンワールドはあまりにも広大で、旅の楽しみは全く尽きる気配がありません。
とてつもなく広いオープンワールドの大地で、新しい動植物を発見したり、知らない街を発見したり、困っている人を助けたり、そして見たこともない景色を見つけたり。ああ…やっぱり旅って楽しい。
1890年代アメリカは、現代とはかなり違うけど楽しかった
実際に1890年代のアメリカの暮らしを体験してみると、今に比べて電気も水道もネットもなく、とても不便なものでした。
でも一方で、豊かな自然や動物、そして乱暴だけど大らかな人々との少しスリリングな暮らしは、現代以上に生きている実感が感じられるものでした。
もちろんこんな世界に実際に身を置くのはごめんこうむりたいですが、RDR2の仮想空間の中で、もう一つのスリリングな人生を楽しめるのも面白いですね。